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教育長室から

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月1日更新

教育長室から


教育長

 今、子どもたちは授業の中で1人1台タブレットを持ち、調べ学習やドリル学習、プレゼン資料の作成などに活用しています。教室にはプロジェクターが設置され、クラス全員の、調べたばかりの調査結果や解き終わったばかりの解答が、瞬時にホワイトボードに表示されます。そして、子どもたちは静かに先生の話を聞くだけではなく、お互いに議論しながら、理解を深めていくという、子どもたちの主体性を活かした授業が進められています。

 子どもたちをとりまく教育環境は、どんどん進化しています。「こうした環境の中で学んだ子どもたちは、一体、どんな未来を創るのだろう。」 私自身想像もつきませんし、楽しみでもあります。

 一方で、課題もあります。フリースクールをはじめとする多様な学びの場の充実や、教員の人材確保・働き方改革の推進など、まだまだ不十分な点もあり、今後、さらに取組を進めていかなければなりません。

 義務教育の9年間は、学力も含めあらゆる面で、人生の基礎を築く大切な時期だと考えています。子どもたちが、よりよい環境で、充実した学校生活を過ごせるよう、また、身に着けるべきことを着実に身に着けて、次のステージへと進んでいけるよう、全力で取り組んでまいりますので、今後とも、本市教育へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

2024年(令和6年)4月

教育長 小林巧平