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常金中学校-閉校式を開催しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年8月18日更新

 日時・場所

 2022年(令和4年)3月13日(日曜日) 13時30分から

 常金中学校 体育館

※閉校式の開催映像はYouTubeで視聴できます。視聴はこちら⇒ https://youtu.be/dQDTM_KpWqw

内容

 閉校式


 

1 開式の辞

2 市長式辞    

3 来賓代表あいさつ 

4 生徒代表の言葉 

5 校歌斉唱     

6 校旗返納    

7 校長あいさつ

8 閉式の辞

式次第


閉校式

1 開式の辞

2 市長式辞

 福山市長 枝広 直幹

 常金中学校閉校式の開催にあたり御案内申しあげたところ,多くの御来賓の御出席をいただきました。心から感謝申しあげます。
 常金中学校の歴史は,1947年(昭和22年)に芦品郡常金丸村立常金丸中学校と藤尾村立藤尾中学校が設立して以来,75年を数えることとなります。1960年(昭和35年)に両校の統合により,芦品郡新市町立常金中学校となりますが,そこから62年間,歴代校長・教職員・地域が心を一つに歴史を紡いできました。皆様方の御尽力に改めて感謝申しあげます。
 この地域は菊の里として有名ですが,本校では長年,生徒が菊づくりに取り組んできたと聞いています。菊を愛する地域の活動に中学生も取り組んでいることを心から嬉しく思います。また,運動会やふれあい祭りについても,地域の皆様方に大いに助けていただいたと学校から聞いています。これまで子どもたちを見守ってきていただいたことに感謝申しあげます。
 本校は3月末をもって長い歴史に幕を下ろしますが,生徒たちは新しい中学校で,新しい仲間とともに,新しい学びにチャレンジをしていきます。地域の皆様の想いをしっかりと受けとめ,常金丸地域を素晴らしい活力ある地域にしてくれる,そんな担い手に成長してくれることと信じています。
 生徒の皆さん,広い世界をしっかりと見据えながら,日本そして世界を背負って立つ大人に成長してください。そして,片時もこの地域を忘れることなく,地域を愛する大人になって欲しいと思います。
 これからは私たち大人が地域づくりのために汗をかく番だと思っています。福山市及び教育委員会も子どもたちをしっかりと見守りながら,地域のために汗をかいていきたいと思いますので,引き続きの御理解・御支援をお願い申しあげます。
 本日に至るまで,様々な思いをお持ちになってきたと思いますが,最終的に大きな御決断をいただき,今日この日を迎えることができました。皆様の思いをこれからも大切に市政運営に努めていきたいと思います。

市長あいさつ① 市長あいさつ②  


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3 来賓代表あいさつ 

 常金中学校PTA 会長 岸本 啓史 様

 全国で猛威をふるう新型コロナウイルス感染症により,規模を縮小しての開催となりましたが,閉校式及び閉校記念式典が挙行できたことにほっとしています。
 常金中学校は昭和・平成・令和と長きにわたり,常金丸の勉学の拠点として大変重要な存在でした。本校の卒業生は3539人,常金丸中学校・藤尾中学校を合わせると5000人近くにのぼります。そして,その卒業生たちは全国そして全世界に活躍しています。私も30年前に常金中学校を卒業した卒業生の一人です。
 常金丸地域は,地域のみんなで子どもを育てるという環境が整った地域だと思います。私自身も結婚し,子どもを育てるなら常金丸しかないと地域に帰ってきました。教育に関していえば常金丸,そして常金中学校は最高の環境だったと思っています。
 常金中学校の閉校は寂しいことではありますが,素晴らしいことと捉えなくてはなりません。春から新市中央中学校として新たな歴史を刻んでまいります。
 福山市並びに福山市教育委員会には,今まで常金中学校が大事にしていた歴史・貢献・郷土愛をしっかり後世に引き継いでいただきたいと願っております。また,地域の皆様には中学校の場所は変わりますが,今までと変わらない温かい御支援をお願い申しあげます。
 また,常金中学校の閉校にあたり,御尽力いただいた閉校記念事業実行委員会・教職員の方々,その他地域の関係者の皆様にこの場をお借りし,厚くお礼を申しあげます。
 最後に常金中学校という素晴らしい学校を築き上げてくださった歴代校長はじめ教職員の皆様,福山市,福山市教育委員会,多くの卒業生,そして何より地域の皆様に心より感謝を申しあげ,あいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

来賓代表あいさつ① 来賓代表あいさつ②

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4 生徒代表の言葉 

 常金中学校生徒 馬屋原 優成 さん
 
 皆さんはこの学び舎にどんな思い出がありますか。生徒や先生の声が響き渡る教室,走り回った体育館,たくさんの人が足を踏み入れたグラウンド,目を閉じると過ごした思い出が鮮明に浮かんでくるのではないでしょうか。
 私たちは学校内の学習だけではなく,校舎を飛び出し,常金丸という地域や多くの人に触れ,その伝統を学びました。1年生では地域の菊づくり名人に常金丸の特産物である菊の育て方を教わり,自分たちの手で菊を育てました。そしてこれから先も常金丸の菊が広まってほしいと願い,きくたまケーキやきくタピオカドリンクを作り,ふれあい祭りで販売して地域の人に食べてもらいました。2・3年生では学習をさらに発展させ,自分たちが地域のためにできることはないかを考え,地域の方にインタビューやアンケートを行い,課題の解決に取り組みました。このような地域と密接した学習が行えたのは,私たち一人一人を見守り助けてくださったふるさとの力があるからだと思います。
 3月末をもって常金中学校は75年の歴史に幕を閉じます。学校は無くなってしまいますが,私たちが忘れない限りずっと心の中に残り続けます。ここで過ごした数々の思い出は決して色褪せることはありません。
 この常金中学校の最後の年に,生徒代表として挨拶をさせていただいたことを誇りに思います。常金中学校を支えてくれたすべての方々と,大きく広く守ってくれたこの地に感謝し,閉校式のあいさつを締めくくりたいと思います。

生徒代表あいさつ① 生徒代表あいさつ②

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5 校歌斉唱

校歌斉唱① 校歌斉唱②

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6 校旗返納

校旗返納① 校旗返納②

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7 校長あいさつ

 常金中学校 校長 内海 智子

 天神山のそびえ立つ麓,清流神谷川のそそぐこの地で,長きにわたり教育活動を行ってきました福山市立常金中学校は,3月をもって75年の歴史に幕を下ろします。
 昨日,卒業証書授与式を行い,常金中学校最後の卒業生に卒業証書を授与しました。先ほどは校旗を返納させていただき,改めて閉校を実感しております。
 歴史を紐解けば,常金中学校の始まりは,学校統合により開校した芦品郡新市町立常金中学校の前身である芦品郡常金丸村立常金丸中学校と芦品郡藤尾村立藤尾中学校からのこととなります。常金中学校は長年,地域の皆様と密着した教育環境での学校運営を行ってきました。福山市のめざす子ども像は「福山に愛着と誇りをもち,変化の激しい社会をたくましく生きる子ども」ですが,まさにこの常金丸学区で育った子どもたちは常金丸に愛着と誇りをもっています。地域のために何かがしたい,力になりたいと考え,様々な取組を行ってきました。
 子ども主体の学び,子ども主体の行動を基盤として,教科学習と学校行事とをつないできました。常金丸の伝統的な産業である菊づくりにちなみ,生徒が考案したマスコットキャラクター「きくちゃん」もその1つです。常金丸の良さ・魅力・伝統をアピールし,地域活性化のために地域の方々に提案しました。総合的な学習の時間に行った地域探求学習では,地域の実態や課題を把握し,地域のために自分たちに何ができるのか,何をするのか,考えたことを地域の方に提言し,出来ることから実行しました。
 また,1993年(平成5年)より続いている高齢者との交流事業「にっこり笑おう会」は様々な世代がつながり,多くの人を元気にしようという目的で始まり,今年度まで続いています。2017年(平成29年)には,福山学校元気大賞の地域一丸部門を常金丸学区福祉を高める会の皆様が受賞されました。
 地域・保護者の皆様,今日まで多大なる御支援・御協力ありがとうございました。地域・保護者の皆様の結束力の強さに甘えるばかりでした。お世話になったことを挙げればきりがありません。こうして今日まで私たちが安心して教育活動が行ってこられたのは,地域・保護者の方の温かい御支援・御協力があったからです。改めてお礼を言わせてください。ありがとうございました。
 生徒の皆さん,いつも前向きにポジティブに物事を考え,行動してくれてありがとう。胸を張って新しい世界に飛び込み,新たな仲間と新たなあとに挑戦してください。自信と誇りをもって,これからも学び続けてください。どこにいても皆さんが常金丸学区の宝です。
 これまで常金中学校を守り支えていただいた地域・保護者・卒業生の皆様,そして閉校に向けて御尽力いただいたすべての関係者の皆様には大変お世話になりました。心より感謝申しあげ,あいさつとさせていただきます。

校長あいさつ① 校長あいさつ②

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8 閉式の辞

次第 等

常金中学校閉校式・閉校記念式典次第 [PDFファイル/345KB]

開校準備委員会だより 特別号 [PDFファイル/1MB]

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