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内海中学校-閉校式を開催しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年8月18日更新

 日時・場所

 2022年(令和4年)3月20日(日曜日) 10時00分から

 内海中学校 体育館

※閉校式の開催映像はYouTubeで視聴できます。視聴はこちら⇒ https://youtu.be/y8L0M9wSBAM

内容

 閉校式


 

1 開式の辞

2 市長式辞    

3 来賓代表あいさつ 

4 生徒代表の言葉 

5 校歌斉唱     

6 校旗返納    

7 校長あいさつ

8 閉式の辞

式次第


閉校式

1 開式の辞

2 市長式辞

 福山市長 枝広 直幹

 1947年(昭和22年)に田島中学校・横島中学校が開設され,その後それぞれに名前を変え,その2校は1973年(昭和48年)に内海町立内海中学校として再スタートいたしました。以来49年の長きにわたり,地域の皆様方に見守られ,支えられながら歴代校長・教職員・そして生徒が心一つに,輝かしい歴史を刻んでまいりました。
 開校後間もなくから,学校前の浜を「学習の浜」と称して,代々アサリの育成に生徒たちは取り組み,自然の大切さを学んできました。また「自律・友愛・創造」を校訓に社会性を学んできました。
 内海中学校はこの3月で輝かしい歴史を閉じることになりますが,内海中学校で学んだ気持ちを大切に,新しい想青学園でも思う存分飛躍し,躍動してください。皆さんの頑張りに期待しています。
 またこの間,地域の皆様方には内海中学校の未来について重ねて御議論いただきました。こうした議論を乗り越え,4月から新しい学校をスタートすることができます。皆様方には心よりお礼申しあげます。そして,子どもたちの未来をしっかりと守っていくことを改めてお約束したいと思います。これからも力を合わせ,この内海を活力ある地域にしていきたいと思います。
 どうか生徒の皆さんもしっかりと勉強をして,しっかりとスポーツをして,しっかりと本を読み,日本を背負って立つ若者に成長してください。世界に名を残す若者に成長してください。そして自分たちが生まれ育ったこの内海地域のことに思いをはせる,そんな心温かい若者に成長してほしいと思います。
 最後に,この内海地域がこれからも輝く地域になることを皆様と共に祈って閉校のあいさつといたします。

市長あいさつ① 市長あいさつ②  


(▲「内容」へ)

3 来賓代表あいさつ 

 田島西部自治会連合会 会長 中崎 伸二 様

 誠に残念ながら今年度をもって,内海町内から学校が無くなります。少子高齢化等の時代の流れにより,私たちの力不足もあり,阻止することはできませんでした。お詫び申しあげます。しかしながら,これを転機としてより住み良いまちづくりを目ざし,微力ながら日々頑張っていきたいと思います。問題解決のため,町内の皆様方のより一層の御協力をお願い申しあげます。
 最後に短く一言だけ,内海っ子 頑張れ!

来賓代表あいさつ① 来賓代表あいさつ②

(▲「内容」へ)

4 生徒代表の言葉 

 内海中学校生徒 塚崎 心海 さん
 
 本格的な春の訪れを感じるこの良き日に,御来賓の皆様・保護者・本校関係者の皆様と共に,内海中学校の閉校式を迎えられることに感謝を申しあげます。
 さて,いよいよこの日がやってきました。いざこの日を迎えると惜別の気持ちがこみ上げてきます。
 内海中学校は1973年(昭和48年)沼隈郡内海町立東中学校と西中学校が統合され,この地に創立されました。これまで49年間の間に1968名の卒業生が旅立ちました。
 内海中学校を振り返るとき,多くの人がアサリ掘りを口にします。私たちは学習の浜で行われる地域学習を通して,アサリ掘りはもちろん,素晴らしい景色と季節を感じる心地よい潮風を感じながら地域の方や先輩方,友だちや先生と会話する時間をとても楽しく過ごしました。内海中学校だからできたこの経験は私たちの貴重な財産です。また,採ったアサリを食べると,やはり内海のアサリが一番美味しいと思います。
 さらに職場体験学習や地域清掃では,快く私たちを受け入れていただき,数多くのことを教えてくださいました。このように私たちは,少人数ながらに様々な場面で地域の皆様に支えられながら他校には負けない素晴らしい学校生活を送ることができました。
 豊かな自然と温かい人々に包まれ,ここまで伝統を築き上げてきた内海中学校,私たちはこの素晴らしい内海中学校で共に学び,共に成長できたことを誇りに思います。そして内海中学校の有終の美に立ち会えたことに感謝します。
 この誇り高き内海中学校の伝統を忘れることなく,諸先輩方に続いて活躍できるようにこれからも精進していきます。ありがとう,内海中学校。

生徒代表あいさつ① 生徒代表あいさつ②

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5 校歌斉唱

校歌斉唱① 校歌斉唱②

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6 校旗返納

校旗返納① 校旗返納②

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7 校長あいさつ

 内海中学校 校長 小山 誠之

 先ほど,伝統ある内海中学校の校旗を返納させていただき,改めて閉校の寂しさを実感しているところです。49年という長い間,地域・保護者の皆様から愛され,親しまれてきたこの内海中学校は3月末をもって閉校となります。今年度の卒業生を含めた1968名の生徒がこの学び舎を巣立ち,地域で,福山で,また各地で活躍しておられます。
 本校は1973年(昭和48年)4月,内海東中学校と内海西中学校を統合し,地域の皆様方をはじめとした多くの方々の御尽力によって開校いたしました。その後,2003年(平成15年)の福山市との合併により現在の校名となっています。
 開校当初よりプールや体育館の建設など教育環境が整えられた一方で,国や県の事業で推進校に指定されるなど,豊かな心を育成する体験活動と基礎的な学力を土台に,それらを活用する学力の向上に力を注いできました。また,部活動においても県東部の大会だけでなく,県大会で上位に入賞するなど,各クラブの活躍は多くの地元の方々の誇りとなっていました。このように学習においても,部活動においても優秀な成績を収めてこられたことは,地域の方々の温かい御支援,保護者の皆様の深い御理解があってのことだと思います。このような中で生徒たちの何事にも真剣に粘り強く取り組む,内海中学校の良き校風・伝統がつくられてきました。
 今年度の生徒たちについても,この伝統を受け継ぎ,「感謝と感動,そして未来へ」という言葉と思いを大切にしながら取り組んできました。自分たちで種目やルールを決めて開催した体育大会,地域へのお礼として行った清掃活動,ふるさと内海をテーマとした学習発表会では,地域の課題に向き合い,「自分たちに何ができるか」を考え,未来へ向けての提言を発信してくれました。
 また,学校前の学習の浜では,開校以来,地元や漁港様の御厚意によりアサリ掘りの活動を行ってきました。地域学習と名付け,生徒はアサリ掘りを通してアサリの事はもちろん,海の生態系や環境問題,また地域の歴史や文化など,多くのことを学ぶ契機となりました。この学習の浜での活動は,いつまでもふるさと内海の象徴として生徒の記憶に残ることと思います。
 これまでの半世紀にわたり,本校に御支援をいただきました卒業生,地域・保護者の皆様,本校に関わっていただいたすべての皆様に心よりお礼を申しあげます。また,閉校にあたり,閉校記念事業準備委員会の皆様には大変お世話になりました。改めて感謝申しあげます。
 4月に開校する想青学園でも,さらに皆様方のお力添えをお願い申しあげまして,内海中学校へのこれまでの感謝とお別れの言葉とさせていただきます。皆様,本当にありがとうございました。

校長あいさつ① 校長あいさつ②

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8 閉式の辞

次第 等

内海中学校閉校式・閉校記念式典次第 [PDFファイル/578KB]

開校準備委員会だより 特別号 [PDFファイル/1.05MB]

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