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加茂小学校-閉校式を開催しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年5月1日更新

日時・場所

 2023年(令和5年)3月23日(木曜日) 13時30分から

 加茂小学校 体育館

内容

 閉校式


 

1 開式の辞

2 市長式辞    

3 来賓代表あいさつ 

4 児童生徒代表の言葉 

5 校歌斉唱     

6 校旗返納    

7 校長あいさつ

8 閉式の辞

式次第


閉校式

1 開式の辞

2 市長式辞

 福山市長 枝広 直幹

 加茂小学校は,1891年(明治24年)に加茂尋常小学校として設立されて以来,約131年間にわたり,地域に支えられながら,歴代校長,教職員,そして児童が心を一つに,輝かしい歴史と伝統を刻んでまいりました。
 加茂の地には,石鎚山古墳や猪の子古墳など,数多くの古墳が存在し,また,日本で最初に啓蒙所を設置し,昨年「福山ゆかりの先人」に選ばれた窪田次郎さんや,文学者で福山市の名誉市民でもある井伏鱒二さんを輩出した地域でもあります。本校では,これまで先人の生き方にふれる学習として「井伏鱒二の書」と題して全校児童で書写に取り組んだり,校外学習で実際に古墳を訪れたりするなど,「加茂小学校を誇りに思える児童」の育成に取り組んできました。
 2018年(平成30年)の南校舎の建替えの際は,加茂小学校で育った保護者や地域の方々が中心となり,感謝の思いを込めて「加茂小学校大感謝祭~Love&Peace~」を開催し,卒業生も多数参加する中で,心に残る思い出づくりもされたと伺っています。
 4月からは,新しい加茂小学校として再スタートします。児童の皆さんは,自然豊かな山野や広瀬のことも学びながら,友だちと一緒に,新たな歴史の1ページを開いていってください。
 これまで新たな学校の門出に向けて御尽力をいただきました皆様に感謝を申しあげます。福山市及び教育委員会は,これからも,しっかりと子どもたちの将来を見守り,学校づくりに全力を尽くしてまいります。引き続き,皆様の御理解と御協力をお願い申しあげ,閉校にあたっての挨拶といたします。

市長式辞 市長式辞② 
 
(▲「内容」へ)

3 来賓代表あいさつ 

 福山市議会 議長 熊谷 寿人 様

 加茂小学校は1891年(明治24年)に,加茂村立加茂尋常小学校として開校しました。
 開校以来,長年にわたり,加茂の地で多くの優れた人材を輩出し,加茂地域の教育の拠点として発展してきました。この度,その歴史に幕を下ろすことになりますが,ここに至るまでに地域・保護者の皆様,先生方には大変な御理解・御協力をいただき,心より感謝を申しあげます。
 さて,児童の皆さんは4月から新たな「加茂小学校」となったこの学び舎に通われることと思います。これから,戸惑ったり,悩んだりすることがあるかもしれません。そのときは,先生や保護者の方,あるいは地域の方に遠慮なく相談し,明るく,楽しく,有意義な学校生活を送っていただきたいと思います。そして,それぞれの未来に向かって大きく羽ばたいていくことが,加茂小学校の閉校を意義あるものにしていくと考えております。
 市議会といたしましても,少子化が進む中で,子どもたちへのより良い教育をどのように保障していくかということについて,引き続き保護者や地域の皆様と一緒になり,それぞれの理解が深まる形で考えていきたいと思います。
 結びにあたり,加茂小学校の長きにわたる歴史に敬意を表し,また,児童の皆さんが4月からも毎日楽しく元気に学ばれることを心からお祈り申しあげまして,挨拶といたします。

来賓代表あいさつ①-1 来賓代表あいさつ①-2

 加茂学区自治会連合会会長 久保 辰己 様

 加茂小学校は1891年(明治24年)加茂尋常小学校として誕生して以来131年,1962年(昭和37年)に芦原にあった校舎が現在の中野に移ってからは61年の月日が流れました。当時,学校が田んぼに囲まれ,夏になるとかえるの合唱が響き渡っていたと聞きました。この自然が豊かな加茂の地から,「福山ゆかりの先人」に選定された窪田次郎さんや,井伏鱒二さんをはじめ,各方面で活躍する多くの卒業生が巣立っていきました。
 近年では,甲子園大会や箱根駅伝,Bリーグで活躍した先輩をみます。加茂小学校では,あいさつ,掃除を大切にし,登校時のあいさつは地域のつながりを深めています。正面玄関を飾る心温まる作品や,福山市善行表彰を受賞した児童会活動など,子どもたちは自らがやってみたいことを見つけ,チャレンジする生き生きとした活動をしています。地域での子ども会ソフトが福山大会第3位になったという活躍も記憶に新しいことです。
 今までの長い歴史のなか,御指導いただいた歴代の校長や教職員,保護者・地域の皆様,そして卒業生の多大なる御尽力・御支援,誠にありがとうございました。心から感謝申しあげます。
 現在の加茂小学校は閉校となりますが,来年度,山野,広瀬,加茂が一つになった新しい加茂小学校が生まれます。地域と学校が力を合わせて新しい学校の未来が今まで以上に発展していくことを願い,私の挨拶といたします。

来賓代表あいさつ②-1 来賓代表あいさつ②-2

(▲「内容」へ)

4 児童代表の言葉 

 加茂小学校児童 明神 彩音 さん
 
 加茂小学校は,131年の長い歴史をもつ伝統ある学校です。学校の近くには山や川があり,多くの生き物に出会うことができます。運動会では「ナニコレ珍百景」で紹介された,高さ9メートルもある「スーパー玉入れ」があります。近年には,校舎改築が行われ,より快適な学校生活を送ることができるようになりました。
 私が加茂小学校の思い出で心に残っていることは2つあります。1つ目は「マラソン大会」です。一生懸命走っていると,沿道から「がんばれ!」「あきらめるな!」と,保護者や地域の方々がたくさん応援してくださいました。順位関係なく自分が挑戦できたのは,たくさんの人の応援に支えられたからだと思います。
 2つ目は児童会行事「KAMOフェス」です。「1年生から5年生までが楽しく活動できるKAMOフェス」をテーマに,2学期から準備を進めてきました。準備を進めるなかで,メンバーとぶつかることもあったけど,その都度話合いを重ね,解決してきたからこそ,本番では1年生から5年生を楽しませることができたと思います。みんなが楽しそうにしている表情をみると,自分たちも達成感でいっぱいになりました。
 私は小学校生活の6年間を振り返って,学校はこれまでかかわってくださったすべての人の思いに支えられていることに気がつきました。今の加茂小学校があるのは,これまでの伝統を引き継いできたからです。
 これからは新しい「加茂小学校」になります。山野・広瀬・加茂のふるさとの良さを感じ,守りながら,行くことが楽しみな明るく笑顔いっぱいの学校になってほしいです。私は加茂小学校で学んだことを活かして,努力していきたいです。

児童代表あいさつ 児童代表あいさつ

(▲「内容」へ)

5 校歌斉唱

校歌斉唱① 校歌斉唱②

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6 校旗返納

校旗返納① 校旗返納②

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7 校長あいさつ

 加茂小学校 校長 占部 亨

 先ほど,重みのある校旗を返納させていただき,改めて閉校を実感するところです。本校は1891年(明治24年)に加茂尋常小学校として開校し,現在の校名「加茂小学校」になったのは1947年(昭和22年),先日行った卒業式は現在の加茂小学校最後の卒業式となりましたが,第76回をむかえ,これまで7733名の卒業生を送り出しました。この度の閉校にあたり,卒業証書台帳を整理しておりますと,井伏鱒二さんの名前がありました。改めて「本校の卒業生だったのだ」と実感すると共に,歴史の重さを感じたところです。井伏鱒二さんが漢詩を訳した「のきばのつきを みるにつけ ざいしょのことが 気にかかる」には,故郷を思う気持ちが表れていると聞いております。
 子どもたちにも,この緑豊かな自然と保護者や地域の皆様のあたたかさに囲まれた,山野・広瀬・加茂地域で,いつまでもふるさとを大切にしてほしいと思っています。
 結びに,この度の閉校に向けて御尽力くださいました委員の皆様に,心よりお礼申しあげます。また,長きにわたり,本校に御支援・御指導いただきましたすべての皆様にも心より厚くお礼申しあげます。4月からの新しい加茂小学校に対しても,更なる御支援・御指導をお願いいたします。

校長あいさつ① 校長あいさつ②

(▲「内容」へ)

8 閉式の辞

次第 等

加茂小学校閉校式・閉校記念式典次第 [PDFファイル/252KB]

開校準備委員会だより 特別号 [PDFファイル/1.05MB]

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