所蔵品展「山水画を楽しむ」を開催します
所蔵品展 「山水画を楽しむ」を開催いたします。
概要
このたびの所蔵品展は、「中国明・清時代の山水画」と「近世日本の山水表現」の二つをテーマに中国と日本の山水画の魅力を紹介します。
山水画は人物画、花鳥画とならぶ東洋絵画の重要なテーマの一つであり、山容・流水・岩襞といった自然の景物を描いたもので、なかには人物・楼閣・花鳥などを配したものもあります。中国宋代の山水画は鎌倉時代末頃からわが国にもたらされ、公家や禅僧らに愛好されました。その後、室町時代の周文や雪舟たちを経て江戸時代から近代の山水画へと受け継がれていったのです。
近世日本の山水画は、その時代の文人達各々が思い描く憧憬の地を主題として、自然の普遍的な姿を描写したものです。山水に心を澄まし、人間のあり方を見つめた文人たちの山水表現と併せてお愉しみください。
このほか、山水を連想させる硯・墨・水滴・筆筒などの文房具14点を加え合計50点を展示します。
1. 展覧会名
所蔵品展 「山水画を楽しむ」
2. 会 期
2018年4月3日(火曜日) ~2018年4月8日(日曜日)
月曜休館
3. 開館時間
午前10時~午後7時
4. 会 場
ふくやま書道美術館 特別展示室
5. 観覧料
一般150円(120円) 高校生以下無料
( )内は20名以上の団体料金