ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ふくやま書道美術館 > 予定表 > 年間スケジュール > 4月14日より特別展『京の雅ー伊藤若冲と近世の画家たち』を開催します

4月14日より特別展『京の雅ー伊藤若冲と近世の画家たち』を開催します

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年3月14日更新

京の雅―伊藤若冲と近世の画家たち

ふくやま書道美術館では、2018年4月14日(土曜日)から2018年6月10日(日曜日)の期間で

特別展「京の雅―伊藤若冲と近世の画家たち」を開催します。

特別展「京の雅ー伊藤若冲と近世の画家たち」

概要

  

延暦13年(794)の桓武天皇による平安京遷都以来、政治・文化の中心地として発展してきた京の都では、洗練された芸術を今日に到るまで連綿と創出し続けてきました。とりわけ近世初頭には、学問、詩歌、茶の湯、立花など諸芸道に造詣があった後水尾天皇を中心に文化的なサロンが形成され、「寛永の三筆」と称される近衞信尹・本阿弥光悦・松花堂昭乗に象徴される様々な階層の人々が、研ぎ澄まされた感性によって書画の世界に革新をもたらし、江戸時代を通して俵屋宗達、尾形光琳、伊藤若冲、池大雅、円山応挙といった優れた芸術家が輩出する基層を築いたのです。

本展覧会は、ふくやま美術館で開催する特別展「若冲と京の美術-京都細見コレクションの精華-」に関連し、江戸時代中期の京都を華麗に彩った画家たちの独創性溢れる表現をご紹介するものです。卓越した造形感覚を遺憾なく発揮し、観る者を魅了してやまない伊藤若冲の水墨画10点余りを筆頭に、日本南画の先駆者である柳沢淇園、彭城百川らの花鳥画や俳画、その大成者に位置付けられる与謝蕪村ならびに池大雅の書画。そして清新で平明な様式を確立し、京都画壇の中心となる円山派・四条派を築いた円山応挙、長沢芦雪、呉春(松村月渓)らの作品もあわせてご覧いただきます。また池大雅や曾我蕭白の作風に影響を与えたとも指摘され、大胆な構図と筆致の禅画・墨跡が近年注目を集めている臨済宗中興の祖・白隠の作品も特別出品いたします。18世紀の京都を代表する画家たちの競演をご堪能ください。

会期

    2018年4月14日(土曜日)-6月10日(日曜日) 

   ※会期途中で一部展示替え 

    前期:4月14日(土曜日)~5月13日(日曜日)

    後期:5月15日(火曜日)~6月10日(日曜日)

開館時間

    午前10時~午後7時  

休館日

    月曜日

    ※ただし4月30日(月曜日・振替休日)、5月1日(火曜日)は開館

 

観覧料

    一般600円(500円)高校生以下無料 
    ※( )内は20名以上の団体料金

 

  

    主催

     (公財)ふくやま芸術文化振興財団ふくやま書道美術館、

     福山市、中国新聞備後本社

 

関連行事

    ギャラリートーク

    日時:4月21日(土曜日)、5月13日(日曜日)、6月3日(日曜日)

        各日午後2時~ ※当日の観覧券が必要

    講師:当館学芸員

  展覧会ちらし

  特別展 京の雅―伊藤若冲と近世の画家たち チラシ表 [その他のファイル/1.57MB]

  特別展 京の雅―伊藤若冲と近世の画家たち チラシ裏 [その他のファイル/2.49MB]

 

  • このページのトップへ
  • 前のページへ戻る