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秋の所蔵品展「特集展示 生誕270年菅茶山」

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月29日更新

秋の所蔵品展 「特集展示 生誕270年菅茶山」を開催いたします。

特集展示 生誕270菅茶山

概要

備後国安那郡川北村(現・福山市神辺町)の農家で酒造業を営む菅波樗平(すがなみちょへい)の長男として生まれた菅茶山(1748‐1827)は、儒学者、漢詩人、また教育者としても活躍した、江戸時代後期を代表する文人のひとりです。
明和3年(1766)、19歳から京に遊学して古文辞学・朱子学・古医方(医学)などを学んだ茶山は、天明元年(1781)頃に郷里神辺に私塾・黄葉夕陽村舎(こうよせきようそんしゃ)を開きます。この塾はのちに福山藩の郷塾となって廉塾(れんじゅく)と名を改め、茶山自身も儒官に登用されて藩校弘道館(こうどうかん)(のちの誠之館(せいしかん))に出講しました。
また文化9年(1812)から刊行した詩集『黄葉夕陽村舎詩』によって、茶山の名は一躍全国的に知られることとなります。この頃から茶山のもとには山陽道を往来する頼山陽や田能村竹田、北條霞亭らが来訪し、木村蒹葭堂、谷文晁、立原翠軒ら全国の文人たちとも親交を深めてゆきました。
このたびの所蔵品展は、ふくやま書道美術館が収蔵する菅茶山の遺墨から、『黄葉夕陽村舎詩』に収録される自詠の漢詩を揮毫した作品を中心に、24点を展観します。

1. 展覧会名

         秋の所蔵品展  「特集展示 生誕270年菅茶山」

2. 会 期 

         2018年11月1日(木)~ 12月16日(日)
         月曜休館 

3. 開館時間   

           午前10時~午後7時

4. 会  場  

           ふくやま書道美術館 特別展示室

5. 観覧料

          一般150円(120円) 高校生以下無料

          ( )内は20名以上の団体料金

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