「没後25年 桑田笹舟展」
没後25年 桑田笹舟展
書家・桑田笹舟の14年ぶりとなる回顧展
概要
2014年は福山市名誉市民の書家・桑田笹舟(1900~1989)の没後25年の節目にあたります。そこで、2000年にふくやま美術館で開催した生誕100年記念展以来、14年ぶりとなる桑田笹舟の回顧展を開催します。
福山市坪生町に生まれた笹舟は、小学校教員として勤めた神戸で安東聖空と出会い、かな書の美に目覚めます。数々の公募展で受賞を重ね、戦後、日展に書が加わると、1951年には早くも特選を受賞しました。その後、日展審査員、評議員、理事を歴任し、1970年改組第1回日展出品作《母》で日本芸術院賞に輝くなど、戦後かな書壇に大いなる足跡を残したのです。
また笹舟は書道笹波会の会長として後進の指導に情熱を注いだことでも知られています。かな書道普及のために郷里福山に足繁く通い、多くの有能な書家を育成したことが、現在の「書のまちふくやま」の基礎となりました。
この展覧会では、ふくやま書道美術館とふくやま美術館の所蔵品を中心に、平安古筆の美の再現に生涯をかけた笹舟の創作の軌跡を紹介します。
会期
2014年4月26日(土)~6月1日(日)(33日間)
前期:4月26日(土)~5月11日(日)
後期:5月13日(火)~6月1日(日)
開館時間
午前10時~午後7時
※初日はオープニング行事のため一般公開は午前10時50分~
休館日
月曜日
ただし4月28日(月)、5月5日(月)は開館、5月7日(水)は休館
観覧料
一般500円(400円) 高校生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
主催
(公財)ふくやま芸術文化振興財団ふくやま書道美術館
福山市教育委員会、読売新聞社
後援
広島県書美術振興会、福山文化連盟、エフエムふくやま
出品作品
「没後25年 桑田笹舟展」出品目録(pdf) 後日公開!
■前期 4月26日(土)~5月11日(日)
■後期 5月13日(火)~6月1日(日)
《源氏物語絵巻》
《源氏物語扇》
《あし引きの》
《東の》
《七十七歳》
関連行事
●ギャラリートーク
4月26日(土)午前11時~解説:村上俄山さん(日展評議員)
5月11日(日)午後2時~解説:田頭一舟さん(日展会員)
25日(日)午後2時~解説:石永益三(当館副館長)
※聴講無料、ただし展覧会観覧券が必要
●ワークショップ「料紙にかなを書いてみよう」 【事前申込制】
半紙大の料紙に小筆で和歌を書きます
■講師 中室舟水さん(日展会友)
■日時 5月18日(日)午後2時~4時(予定)
■会場 エフピコRiM地下2階イコールふくやま大会議室
■定員 30名 *高校生以上で経験のある人
■参加費 1,000円(材料費を含む)
■準備物 書道用具(毛氈は当館で準備)
■申込方法 往復はがきに住所、名前、電話番号をご記入のうえ、下記まで。
応募は5月11日(日)必着。
*応募者多数の場合は抽選となります。
■申込先 〒720-0067 広島県福山市西町一丁目1番1号エフピコRiM8階
ふくやま書道美術館「かなワークショップ係」
展覧会目録
展覧会図録
●「没後25年 桑田笹舟展」
本展の出品作品から65点を収録。ふくやま書道美術館とふくやま美術館の所蔵品から、平安古筆の美の再現に生涯をかけた笹舟の創作の軌跡を紹介。
■頁数 A4判・95頁
■価格 1800円
■通信販売 4月26日(土曜日)より、現金書留のみのお取り扱いとなります。送料等はこちら
展覧会チラシ