冬の所蔵品展1「祝いの書」
冬の所蔵品展1「祝いの書」
※1月31日(月曜日)まで臨時休館のため,冬の所蔵品展1「祝いの書」は休止中です。
概要
中国では,春節(旧暦の新年)が一年のうち最も華やかな時期であり,春節を迎える前月(旧暦の12 月)から街は賑わい,生活空間には縁起のよいものを置いて,年画といわれる吉祥画を柱や壁に飾るなど「お祝い」の雰囲気で盛り上がります。また,日本においても,年末年始には新年や春の到来を詠んだ歌などが書かれた書を飾ることにより,人々の気持ちも華やいでいきます。
本展覧会では,新たに迎える一年が明るくなりますようにと,「喜び」や「福」を感じることのできる作品を「祝いの書」として展覧します。書画作品の豊かな色彩と華やかな雰囲気と共に,表された吉祥図案についても合わせてご紹介いたします。また,幸福のシンボルとして定着した「モチーフ・図」が表されている陶磁や文房も展示し,書画と合わせ総計49点を展覧します。
展覧会名
冬の所蔵品展1「祝いの書」
会期
2021年12月2日(木曜日)~2022年1月23日(日曜日)
開館時間
午前9時30分~午後5時
休館日
月曜日
※ただし,1月3日(月曜日)と10日(月曜日・祝日)は開館,11日(火曜日)は休館。12月28日(火曜日)~1月1日(土曜日・祝日)は休館。
会場
ふくやま書道美術館 常設展示室・展示室
観覧料
一般150円(120円),高校生以下無料
※( )内は有料20名以上の団体料金
展示作品
王一亭「牡丹図」
<解説>
中央に大きな石 上には白牡丹 左に紅牡丹 周りを飛んでいるのは二羽のヒヨドリ
石には「永い年月・永遠」,牡丹には「富貴・幸福」の意味があり,「白頭翁」ともいわれるヒヨドリは二羽で夫婦を表します。夫婦白髪になるまで仲良く幸せに―そんな想いが込められています。
桑田笹舟「わが心」
桑田三舟「わが心」
「筆筒・青磁透彫亀甲図」
「青花牡丹文壺」