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秋の所蔵品展「呉昌碩と王一亭 -中国近代書画の世界」

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年10月11日更新

秋の所蔵品展「呉昌碩と王一亭 -中国近代書画の世界」

秋の所蔵品展バナー画像

展覧会名

秋の所蔵品展「呉昌碩と王一亭 -中国近代書画の世界」

会期

2022年10月15日(土曜日)~12月4日(日曜日)

開館時間

午前9時30分~午後5時
※ただし,11月11日(金曜日),12日(土曜日),18日(金曜日),19日(土曜日)は午後7時まで開館。

休館日

月曜日

会場

ふくやま書道美術館 常設展示室,展示室       

観覧料

一般150円(120円),高校生以下無料
※( )内は有料20名以上の団体料金

概要

 呉昌碩(1844-1927)は,詩・書・画・篆刻ともに秀でた才能を持つことから「四絶(四種の芸術で並外れた技量や能力を持っている)」と称賛され,中国近代で最も優れた芸術家として知られています。呉昌碩の書画をみると,筆の技巧のみならず,書き加えられた賛や印からも文芸に対する深い理解を感じとることができます。ゆえに,清代最後の文人とも言われています。
 呉昌碩の生きた清朝末期から中華民国の時代は,統治勢力のめまぐるしい変遷があり,文人にとっても混乱の時代でした。西洋列強の侵略により西洋文化の影響を強く受けるようになると,中国画にも近代化が始まります。大きな三つの画派が形成され,呉昌碩の属する「海上派」は,絵画作品の中に書と篆刻の役割を際立たせることを特徴とし,その活動は上海を中心に全国へと広がっていきました。
 王一亭(1867-1938)は上海実業界の有力者であり,多くの慈善団体,仏教団体にも関わって尽力するとともに,呉昌碩とは師友となって親しく交わりました。呉昌碩没後は海上派の領袖として活躍し,たびたび来日しては個展を開いたことから,日本にも多くの知友がありました。
 本展覧会では,呉昌碩と王一亭の書画を展観し,激動の時代を通して生まれた中国近代書画の世界を紹介します。

展示作品

呉昌碩「牡丹図軸」の作品画像
呉昌碩《牡丹図軸》

呉昌碩「藤図軸」の作品画像
呉昌碩《藤図軸》

王一亭《牡丹図軸》の画像
王一亭《牡丹図軸》

王一亭「寒山図軸」の作品画像
王一亭《寒山図軸》

王一亭「拾得図軸」の作品画像
王一亭《拾得図軸》

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