過去の展覧会 (2003年~2012年)
※展覧会の説明文は開催当時のものです
2012年度
栗原コレクション受贈記念 東洋の美2012年4月7日(土曜日)~5月20日(日曜日)
【観覧料】一般500円(400円)、高校生以下無料 2011年3月に寄贈された栗原蘆水コレクションの中から、藤原佐理筆書状《頭弁帖》(重要美術品)をはじめとする日中の書画、文房至宝、陶磁器など約90点を展示し、東洋の美を紹介します。
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桑田三舟展 -躍動する線と空間の美-2012年9月15日(土曜日)~10月28日(日曜日)
【観覧料】一般500円(400円)、高校生以下無料 桑田笹舟の三男として生まれた桑田三舟は、王朝の優美なかなを研究し躍動感あふれる作品を制作、2010年8月に82歳で没するまで精力的に創作活動を続けました。
本展は、2011年に寄贈された作品を中心に桑田三舟の書を紹介します。
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【観覧料】一般150円(120円)、高校生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金
夏の所蔵品展 I生誕100年 村上三島と宮本竹逕―漢字とかなの競演―
2012年5月25日(金曜日)~7月16日(月曜日)
生誕100年を迎える漢字書家の村上三島とかな書家の宮本竹逕の書を紹介します。
夏の所蔵品展 II 日中 書の名品展
2012年7月20日(金曜日)~9月9日(日曜日)
日本と中国の書の名品を紹介します。
冬の所蔵品展 I没後180年 頼山陽と朋友たち
2012年11月2日(金曜日)~12月16日(日曜日)
江戸後期の儒学者頼山陽の書を中心に、親交のあった菅茶山、田能村竹田、篠崎小竹などの書を紹介します。
冬の所蔵品展 IIみんなが選んだお気に入り
2012年12月20日(木曜日)~2013年2月11日(月曜日)
当館がこれまで実施してきた所蔵作品の人気投票結果をもとに、「もう一度見たい!」とリクエストの多かった人気の高い作品を展示します。
冬の所蔵品展 III 中国の書と絵画-館蔵の名品-
2013年2月15日(金曜日)~3月31日(日曜日)
所蔵品の中から中国の書画に焦点を当て、張瑞図、呉昌碩など明代から清代を中心とする当館所蔵の名品を紹介します
2011年度
栗原蘆水展-大らかさと素朴さ-2011年6月4日(土曜日)~7月3日(日曜日)
栗原蘆水(1931~2010)は広島県福山市出身の書家の現代書壇を代表する書家で、2010年に79歳で亡くなりました。
17歳で村上三島に師事、23歳で内弟子となり本格的に書の道を志しました。日展や読売書法展の要職も歴任、日本書壇の発展に貢献しました。
本展は、初期から最晩年までの書約50点と自用印を加え、栗原蘆水の書の全貌を紹介します。
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福山市市制施行95周年記念事業
没後180年良寛展-木村家伝来の墨宝-
2011年9月17日(土曜日)~10月30日(日曜日)
「良寛さん」の名で親しまれた禅僧・良寛は、江戸後期を代表する歌人であり能書家でもあります。
良寛が最晩年に身を寄せた新潟県の木村家に伝わる書約150点で、円熟の境地に達した良寛芸術を紹介します。
これに併せ、所蔵品の中から江戸時代の書を特集展示します。
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春の所蔵品展
印と書と絵をたのしむ -呉昌碩とその周辺-
2011年4月7日(木曜日)~5月29日(日曜日)
清朝最後の文人といわれた呉昌碩の印・書・絵に加え、彼の周辺の人たちの芸術も紹介します。
夏の所蔵品展
日中 書の名品展
2011年7月8日(金曜日)~9月11日(日曜日)
日本と中国の書の名品を紹介します。「ふくやま書道美術館所蔵品臨書展」会期中は、「臨書テキスト」掲載の古典作品を展観します。
冬の所蔵品展I
茶掛の書
2011年11月3日(木曜日)~12月11日(日曜日)
室町から江戸時代までの墨跡や消息を中心に、奈良から鎌倉時代の古経切・古筆切なども含め、茶室の掛物として尊ばれた書を紹介します。
冬の所蔵品展II
光悦と武家の書2011年12月15日(木曜日)~2012年2月5日(日曜日)
ふくやま美術館特別展「国宝の名刀」に合わせ、刀剣の研磨・鑑定を家職とする本阿弥家に生まれた芸術家光悦の書状や和歌福、また松平不昧など武家の書を特集陳列します。
冬の所蔵品展III
かなの挑戦―七人の侍―
2012年2月9日(木曜日)~4月1日(日曜日)
戦後のかな作家は壁面芸術を意識した作品を模索し、大字がなが生まれました。
活動の中心となったのは、日展で活躍していた関西の書家でした。安東聖空・桑田笹舟・日比野五鳳・田中塊堂・内田鶴雲・谷邊橘南・宮本竹逕の七人は、当時流行していた映画にちなんで『七人の侍』ともいわれました。
本展では、新たな作品のありかたに挑戦した七人の大字かなとともに、冊子や巻子などの小字かなも展観し、大字・小字の異なる美しさを紹介します。
2010年度
没後5年 村上三島展
2010年4月10日(土曜日)~5月16日(日曜日)
村上三島は愛媛県上浦町(現・今治市)大三島の出身。
15歳で片山萬年のもとで書の道を志し、1945年(33年)には辻本史邑に師事し、本格的に頭角を現した。中国明末清初の文人・王鐸の連綿草に傾倒し、奔放で躍動感あふれる独自の書風を確立した。晩年には良寛にならった日本的な情緒の作品も発表するなど、2005年に93歳で没するまで創作活動を続けた。
また、関西書壇のリーダーとして活躍し、書の将来を考え、話し言葉の漢字かな交じり文(調和体)による作品を提唱するなど、生涯書の革新の先頭に立ち続けた。
本展は村上三島記念館の特別協力により、漢字作品34点、調和体作品8点に自用印を加え総計71点で、村上三島の壮年期から晩年までの書を紹介した。
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王朝の名筆 ―三蹟を中心として―
2010年9月11日(土曜日)~9月26日(日曜日)
平安時代の能書家・藤原佐理の書状「頭弁帖」を約半世紀ぶりに公開するにあたり、三蹟の筆頭で、「王羲之の再生」といわれた小野道風、世尊寺流の始祖で多くの名筆を残した藤原行成ら三蹟を中心とした古筆を展観。
三蹟の作品と紀貫之の筆と伝えられる「寸松庵色紙」などのかなを加え、国宝1点、重要文化財8点、重要美術品3点を含む合計26点で優美な和様の世界を味わっていただいた。
ふくやま書道美術館の運営に情熱を注いでこられた栗原蘆水氏が2010年6月30日に急逝され、本展は心ならずも栗原氏を追悼する展覧会となった。
(会場:ふくやま美術館)
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夏の所蔵品展I山水画の楽しみ
2010年5月21日(金曜日)~7月11日(日曜日)
明・清代の山水画に焦点を当て、山水を連想させる墨・硯・水滴・筆筒などの文房具を加え合計50点を紹介。
夏の所蔵品展II
日本・中国 名品選
2010年7月15日(木曜日)~9月5日(日曜日)
8月に市民ギャラリーで開催した学生による当館所蔵品の臨書展に合わせ、その手本となった原本を含め、日中の書の名品を展示。
秋の所蔵品展I
奈良から江戸 ―所蔵の名品より―
2010年9月11日(土曜日)~9月26日(日曜日)
特別展「王朝の名筆」に合わせ、栗原コレクションの中から奈良・平安の古写経、手鑑、古筆切をはじめとした江戸時代までの名品を38点を展観し、日本の書を紹介。
秋の所蔵品展II
清水比庵と文人たち
2010年10月1日(金曜日)~11月28日(日曜日)
明治時代に入り、文学者・歌人・俳人・画家の書活動が目立ちはじめた。中でも清水比庵は社会活動の傍ら、書・絵・歌の独自の境地を切り開いた。本展では清水比庵をはじめ近現代に生きた文人たちの書と、明治に新風を吹き込んだ書家たちの書も同時に展観。
全38点の作品でそれぞれの自由な作風とその違いを紹介した。
冬の所蔵品展I
花・花・花 ―はなやかな彩り―
2010年12月2日(木曜日)~2011年1月30日(日曜日)
所蔵品の中国絵画のうち、明代中期の張問陶から20世紀末の葉?淵まで中国画壇で活躍した人たちの花をモチーフに描いた鮮やかな花鳥画32点を紹介。
秋の所蔵品展II
いやしの書と山水画
2011年2月3日(木曜日)~4月3日(日曜日)
文人の憧れの境地を描いた山水画に加え、季節の移ろいを詠った漢詩や和歌など、江戸時代の作品を中心に紹介。ここで展示した山水画は、江戸時代の文人各々がが思い描く憧憬の地を主題としたもので、山水に心を澄まし、人間のあり方を見つめた儒学者たちの書と併せて展観。
2009年度
没後50年 北大路魯山人展
―書画・陶芸と美食の全貌――
2009年4月4日(土曜日)~5月17日(日曜日)
陶芸、篆刻、書、画、漆芸と幅広い分野で制作活動を行った北大路魯山人。
ふくやま書道美術館では、彼の制作活動の出発点となった篆刻・書画を中心に美と食の巨人・北大路魯山人の魅力に迫った。
(ふくやま美術館と同時開催)
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王鐸とロマン派
2009年9月18日(金曜日)~11月15日(日曜日)
王鐸は明代末期から清代初期にかけての政治家で、その書は歴代名家中でも特に傑出した存在。
本展は、村上三島記念館の協力により、ロマン派といわれ自己の興趣の赴くままに奔放な表現を徹底し、強烈な個性を長条幅という形に表現した王鐸の書を中心に、同時代の張瑞図・倪元?・黄道周・傅山・許友などの書も紹介。
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夏の所蔵品展I
てん書を楽しむ
2009年5月22日(金曜日)~7月12日(日曜日)
てん書は漢字の最も古い書体。考証学が盛んになった清代以降の書25点と文房46点の合計71点を展示し、てん書の造形の面白さと、その成り立ちの紹介とともに、清代の書家たちの個性豊かな作品を紹介。
夏の所蔵品展II
日中 書の名品展
2009年7月16日(木曜日)~9月13日(日曜日)
8月に市民ギャラリーで開催した学生による当館所蔵品の臨書展に合わせ、その手本となった原本を含め、日中の書の名品を展示。
冬の所蔵品展I
屏風にみる日本の書
2009年11月19日(木曜日)~12月13日(日曜日)
所蔵の屏風の中から、菅茶山、池大雅など江戸時代のものから、桑田笹舟など現代作家の作品まで10点で屏風に書かれた日本の書を紹介。
冬の所蔵品展II
吉祥画と文房清玩
2009年12月26日(水)~2010年1月24日(日曜日)
吉祥とは、めでたい兆しを意味し、古代より中国では吉祥をかいたものを身辺において良い出来事を招こうとした。
虚谷・呉昌碩・王震・王个?などの新春にふさわしい色鮮やかで華やかな吉祥画と、墨・硯などの文房具に意匠された吉祥図総計65点を、それらに秘められた意図とあわせて紹介した。
冬の所蔵品展III
揚州八怪とそのころ
2010年1月28日(木曜日)~4月4日(日)
揚州八怪とは、中国清朝―康熙年間に現れた揚州を代表する一群の文人画家。その画風は極めて自由奔放で個性的であったため、沈滞した中国画壇を席巻し、新風を巻き起こした。
本展では、所蔵する八怪に関する作品と、同時代の宮廷に仕えた人たちの書および文房至宝をあわせて50点を展示。
2008年度
ふくやま書道美術館開館5周年
書と文房至宝-所蔵の名品から-
2008年4月5日(土曜日)~6月29日(日曜日)
開館5周年を記念し、今まで寄贈された日本や中国の書、絵画、文房至宝の所蔵の中から選りすぐりの名品を展示。
日本では、聖武天皇・光明皇后・紀貫之などの古筆切を貼り込んだ手鑑『あし邊』や、西行・後醍醐天皇の筆跡をはじめ一休宗純・沢庵宗彭・小堀遠州の墨蹟や消息など、奈良から江戸の末期までの書35点を紹介。
中国では、文徴明・董其昌・王鐸・傅山・許友・呉昌碩など、明代中期から清代末期までの書画66点を展観。さらに古墨・古硯・古印材などもあわせ総点数160点で、日中の名筆と文房至宝を紹介した。
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ふくやま書道美術館開館5周年 読売書法展25回展記念
中国地方ゆかりの先人の書
2008年9月26日(金曜日)~10月19日(日曜日)
ふくやま書道美術館開館5周年と読売書法展創立25周年を記念する事業として、中国地方にゆかりのある著名人27人たちの作品約50点を展観した。
また中国地方においてコレクションされた平安朝の貴重な古筆も同時に展示した。
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ふくやま書道美術館開館5周年記念
夏季所蔵品展I
吉祥画と文房古玩
2008年7月4日(金曜日)~8月10日(日曜日)
この展覧会では、中国清朝中期以降の吉祥画に焦点をあて、蒲華・呉昌碩・王震・王个?などの華やかな絵画26点に雲龍などの吉祥図のある硯など文房古玩40点を加え66点の作品を展示。
ふくやま書道美術館開館5周年記念
夏季所蔵品展II
日本の書・中国の書
2008年8月14日(木曜日)~9月21日(日曜日)
市民ギャラリーで開催する所蔵品臨書展に合わせ、その原本を展示する企画。
書30点と文房至宝65点総計95点を展観し、日本と中国の名品を紹介。
ふくやま書道美術館開館5周年記念
冬季所蔵品展I
かなの巨匠-笹舟・橘南・竹逕-
2008年10月24日(金曜日)~2009年1月18日(日曜日)
備後・福山出身のかな書家、桑田笹舟・谷邊橘南・宮本竹逕の作品を展示。
現代のかな書の先駆となった備後のかな三人三様の個性ある作品を紹介。
ふくやま書道美術館開館5周年記念
冬季所蔵品展II
茶掛の書
2009年1月23日(金曜日)~3月29日(日曜日)
茶席での亭主の思いを代弁する第一の道具とされてきた茶掛の書を、鎌倉から江戸時代までの墨蹟や消息・古筆切などを、ふくやま美術館所蔵の茶道具と共に紹介。
2007年
日本の書―幕末から現代へ―
2007年4月7日(土曜日)-5月20日(日曜日)
2006年までに寄贈のあった栗原コレクションの中から、幕末の歌人大田垣蓮月尼,勝海舟など幕末三舟や異色文人画家・富岡鉄斎などの書に、現代書道界で指導的な立場であった書家たちの書を加えて約100点を展観し、個性豊かな近現代の日本の書を紹介。
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中国の書と絵画―明清から現代へ―2007年10月6日(土曜日)-11月18日(日曜日)
2005年に寄贈された栗原コレクション344点の中から、初公開の作品を中心として、明代中期(1500年頃)から現代(1990年頃)までの約500年に及ぶ中国の書と絵画の移り変わりを紹介。
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夏季所蔵品展I文人画の世界―明清を中心として―
2007年5月25日(金曜日)-7月29日(日曜日)
明代中期の近世文人画家の始祖とされる沈周、文人画を中国の正統絵画であると論じだ董其昌、明代末期から清代にかけての張瑞図・王鐸・許友など明清時代の文人画34点に文房至宝27点を加えて総計61点を展示し、個性豊かな文人の書を紹介。
夏季所蔵品展II所蔵品名品選―日本の書・中国の書―
2007年8月3日(金曜日)-9月30日(日曜日)
市民ギャラリーで開催する所蔵品臨書展に合わせ、その原本を展示する企画。書と文房至総計114点を展観し、日本と中国の名品を紹介。
冬季所蔵品展I詩歌と書―平安から江戸―
2007年11月23日(金曜日)-2008年1月27日(日曜日)
平安から江戸までの書跡65点から詩歌と書の織り成す美の世界を紹介。
冬季所蔵品展II現代の書を築いた巨匠たち
2008年2月1日(金曜日)-3月20日(日曜日)
明治から昭和初期までの近代書道界の基礎を確立し発展させた人たちの作品を前期、昭和初期以降に現代書壇の発展に貢献した書家の作品を後期と、現代の書を築いた人たちの作品を二期に分けて紹介。
書作品は前後期合わせて65点、これに文房至宝144点を加え、総計209点を展示。
2006年
日本の書-奈良から江戸へ-2006年4月8日(土曜日)-5月21日(日曜日)
2005年寄贈の栗原コレクションの中から、聖武天皇「大聖武」・紀貫之「高野切」などの手鑑をはじめ、奈良時代から江戸末期の、手鑑・かな・墨蹟・消息など100余点を展観し、日本の書の美を紹介した。
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富岡鉄斎展2006年10月7日(土曜日)-11月26日(日曜日)
近代日本の異色の文人画家である富岡鉄斎の展覧会。
本展では、兵庫県宝塚市にある、清荒神清澄寺の鉄斎美術館コレクションの全面的な協力をいただき、鉄斎芸術の全貌をご紹介することができた。
書道美術館においては、鉄斎のユニークで力強い書作品を中心に展示し、鉄斎の青年から晩年にいたる作品計159点により、その偉大な足跡をたどった。
(ふくやま美術館との共同開催)
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明末清初 ロマン派の人たち
2006年5月26日(金曜日)-7月30日(日曜日)
明代末期から清代初期にかけて生きた人、張瑞図・陳洪綬・倪元?・黄道周・王鐸・傅山・許友たちは自己の興趣の赴くままに奔放な表現を徹底し、強烈な個性を長条幅という形に表現し、ロマン派といわれている。
本展は、これらの書画31点と文房至宝44点、合計75点を展示し、明末清初の書画の美を紹介。
夏季所蔵品展I
夏季所蔵品展II儒者と俳人たち―芭蕉・蕪村・一茶・茶山・山陽ほか―
2006年8月4日(金曜日)-10月1日(日曜日)
江戸時代の儒学者と俳人の書画24点と文房至宝100点、合計124点を展示し、個性豊かな近世の書を紹介。
冬季所蔵品展I
印と書と絵と―呉昌碩の世界―2006年12月1日(金曜日)-2007年2月4日(日曜日)
呉昌碩の書画・印・硯など約70点に、明清時代の文房具を加え、総計120点を展観し、清朝の最後を飾る巨匠呉昌碩の世界を紹介。
冬季所蔵品展II現代の書を築いた人たち
2007年2月9日(金曜日)-4月1日(日曜日)
巌谷一六・日下部鳴鶴など明治時代の能書家から安東聖空・村上三島など現代書家の作品約30点を展観し、現代書道の隆盛を築いた人たちの個性豊かな書を紹介。
2005年度
明清書画名品展-新収蔵品を中心として-
2005年5月27日(金曜日)-6月26日(日曜日)
明代中期から清代末期という長期にわたる文人たちの作品の中から、2004年に寄贈された栗原コレクションの未公開作品を中心に約70点を展示し、明清書画の変遷を紹介した。
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備後のかな三筆-笹舟・橘南・竹逕-
2005年11月12日(土曜日)-2006年1月15日(日曜日)
福山市出身のかな書家、桑田笹舟・谷邊橘南・宮本竹逕の3人の作品を紹介する展覧会。
3人の作品を37点ずつ総計111点を展示し、かなの美を紹介。現代かなの先駆となった備後のかな三筆の書から、その強い個性と三者のかなの表現法、作家としての姿を見ることができた。
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春季所蔵品展
近世日本の書-茶山を中心として-
2005年4月1日(金曜日)-5月22日(日曜日)
菅茶山・田能村竹田・藤本鉄石など江戸時代の学者、画家、幕末の志士の書に加え、墨・硯などの文房具を展示し、近世日本の書を紹介。
夏季所蔵品展
ふくやま書道美術館所蔵名品展 前期
2005年7月1日(金曜日)-9月4日(日曜日)
中国明代から近現代にかけての書画の中から名品35点と文房至宝61点を展示し、中国書画の美を紹介。
秋季所蔵品展
ふくやま書道美術館所蔵名品展 後期
2005年9月9日(金曜日)-11月6日(日曜日)
中国明清時代の書画と江戸時代から現代にかけての日本の作品から名品27点と文房至宝91点を展示し、中国と日本の書画の美を紹介。
冬季所蔵品展
中国近代書画の世界
2006年1月20日(金曜日)-4月2日(日曜日)
蒲華・虚谷・呉昌碩・王一亭などの書画と、呉昌碩に関した硯、印材のほか、明新時代の墨を展示し、中国の書画の美を紹介。
2004年度
ふくやま書道美術館受贈記念巨匠 宮本竹逕 ―かなの世界―
2004年4月8日(木曜日)~5月9日(日曜日)
福山市赤坂町出身のかな書家・宮本竹逕は、2002年10月、90歳で亡くなった。宮本は戦後、展覧会場を意識した「大字かな」を提唱し、その普及に努めた。
今日のかな書道の隆盛の基礎を築く大字かな運動の先駆者であり、平安朝の美を現代に再現した功績者でもある。
2003年10月にふくやま書道美術館に寄贈された遺作53点(額46点、軸4点、屏風3点)に代表作を加えて展示した。
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生誕160年 呉昌碩とその周辺
2004年10月2日(土曜日)~11月23日(火曜日)
中国最後の文人、呉昌碩(1844-1927)の生誕160年を記念する展覧会。
呉昌碩の書画、篆刻、硯に加え、蒲華、王一亭、呉蔵龕、趙起、王个?など呉昌碩周辺の人たちの書画を同時に展観した。
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夏季所蔵品展I
中国の書を尋ねて
2004年5月14日(金曜日)~7月25日(日曜日)
栗原コレクションの書画の中から、明清の書を中心に展示し、東洋の美を紹介する。
夏季所蔵品展II文人たちの書と絵画
2004年7月29日(木曜日)~9月26日(日曜日)
中国明清時代の文人の書と絵画を展示し、東洋の美を紹介する。
冬季所蔵品展I近代日本の書―副島種臣・日下部鳴鶴・犬養木堂から宇野雪村まで―
2004年11月27日(土曜日)~2005年1月23日(日曜日)
明治から昭和にかけて活躍した文人や書家の書を展示し、近代日本の書を紹介する。
冬季所蔵品展II中国近代書画の世界―虚谷から王个簃まで―
2005年1月27日(木曜日)~3月27日(日曜日)
19世紀後半から20世紀末にかけて活躍した中国の書画家の作品を展示し、色鮮やかな書画の世界を紹介します。
2003年度
ふくやま書道美術館開館記念中国の書画と文房
―明清・書の世界―栗原コレクションより
2003年8月9日(土曜日)~9月23日(月曜日)
中国の書が芸術として確立するのは王羲之(14世紀)のころといわれるが、明代(14‐17世紀)には文人趣味が流行し、詩書画のそろった芸術性が求められた。その傾向を代表するのが、董其昌、米萬鐘、張瑞図などであった。その後、清代(17‐20世紀)には、王鐸、傅山などが現われ、気骨ある個性的な書を確立していった。
今回の展覧会では、明清の時代の代表的な書家の書画など150点を展示し、その豊かな書芸術の世界を紹介。ふくやま書道美術館の中核をなす、栗原蘆水コレクション(中国明清の書画および文房375点)の中から書画30点、文房120点、計150点を展示した。
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秋季所蔵品展中国の書画と文房
2003年9月27日(土曜日)~11月24日(月曜日)
明代中期から清代末期にかけて活躍した文人たちの書画と墨・硯・印材などの文房至宝を展示し、中国書画の美を紹介する。
季所蔵品展I呉昌碩とその周辺
2003年11月28日(金曜日)~2004年1月25日(日)
呉昌碩は清王朝最後の文人と言われ、書画、篆刻ともに秀れ、日本の書画篆刻家に大きな影響を与えた。
彼とともに活動した王一亭、斉白石の書画も展示し、色彩豊かな中国絵画の世界を紹介する。
冬季所蔵品展II東洋の美―書と文房清玩―
2004年1月29日(木曜日)~4月3日(土曜日)
栗原コレクションの中から、今まで公開していない作品に加え、和墨112点を展観し、東洋の書の美を紹介する。