冬の所蔵品展1「ベストセレクションー必見!日中書の名品」特集 生誕180年記念 呉昌碩と朋友の結びつき
冬の所蔵品展1「ベストセレクション ー必見!日中書の名品」
特集 生誕180年記念 呉昌碩と朋友との結びつき
展覧会名
冬の所蔵品展1「ベストセレクション ―必見!日中書の名品」特集 生誕180年記念 呉昌碩と朋友との結びつき
会期
2023年12月21日(木曜日)~2024年2月12日(月曜日・休日)
開館時間
午前9時30分~午後5時
休館日
月曜日
※ただし、12月28日(木曜日)~1月1日(月曜日・祝日)は年末年始の休館。1月8日(月曜日・祝日)と2月12日(月曜日・休日)は開館、9日(火曜日)は休館。
会場
ふくやま書道美術館 常設展示室と展示室
観覧料
一般150円(120円)、高校生以下無料
※( )内は有料20名以上の団体料金
概要
「第19回ふくやま書道美術館臨書展」【会期:2024年1月24日(水曜日)~2月12日(月曜日・休日)】に合わせ、『臨書テキスト』に掲載されている古筆手鑑《あし邊》や張瑞図、王鐸などの作品を含め、当館所蔵の名品を展観します。臨書の原本を実際に見ることで、鑑賞と制作の双方から作品についてより深く味わってもらうことが目的です。
また、2024年は「清朝最後の文人」とも称される呉昌碩の生誕180年にあたることから、特集展示として、呉昌碩の名品を中心に、交わりを結んだ朋友たちの作品もあせて紹介します。
呉昌碩は生涯にわたり古代文字である石鼓文を温習し、古拙な味わいを書画篆刻に結実させました。当時の上海は新興経済の一大都市として飛躍的な変容を遂げ、書画や碑法帖、青銅器など、新出土の史料の集積地となっていました。そこへ豊かな制作環境を求め、呉昌碩を含む多くの芸術家たちが集い交友を深めたのです。さらに、呉昌碩は日本人との交流も篤かったため、彼の作品は日本に多数伝わるほか、後世にも大きな影響を及ぼし、今もなお人気を博しています。清朝末期から中華民国期にかけて上海の地で花開いた書画表現の広がりをご堪能ください。
展示作品
伝藤原公任《小草切》(古筆手鑑「あし邊」所収)
王个簃《牡丹図軸》
523呉昌碩《臨石鼓文軸》編集-s
呉昌碩《紅梅図軸》
呉昌碩《尺牘》