冬の所蔵品展I「書画の中のいきもの」
2014年 冬の所蔵品展I「書画の中のいきもの」
ふくやま書道美術館では、2014年11月1日(金)から2015年1月18日(日)まで
冬の所蔵品展I 「書画の中のいきもの」を開催中です。
概要
花鳥風月といわれるように、東洋の美しい風景を表す言葉には花と鳥という漢字が入っています。鳥や花などのいきものを擬人化し、意味を持たせ表現するというのが東洋の美の赴きだと言えます。西洋では聖書、神話の寓意の役割を果たすことの多いいきものですが、東洋では作者が自身の心を写したり、縁起の良いとされるいきものを画き個人的な願いを込めたりと、いきもののとらえ方には特異なものがあると考えられます。
当館所蔵の作品の中にも書として、又は画として、いきものが存在する作品が多くあります。
この展覧会ではいきものが表現された書画28点、陶磁器4点、文房48点、合計80点を紹介します。展覧する全ての作品の中にいきものがいて、いきものを見つけながら、その作品の中に書かれた意図を想像しながら観覧していただき、いつもとは違う視点で書道作品を味わっていただけます。
展覧する作家、王一亭(おういってい)、斉白石(せいはくせき)、虚谷(きょこく)、潘天寿(はんてんじゅ)、斉良巳(さいりょうみ)、李鱓(りぜん)など。
1. 展覧会名
冬の所蔵品展I 「書画の中のいきもの」
2. 会 期
2014年11月1日(土曜日)~2015年1月18日(日曜日) 65日間
11月24日(月曜日)は開館 11月25日(火曜日)は休館
年末年始12月29日(月曜日)~1月1日(木曜日)休館
休館日:月曜日
3. 開館時間
午前10時~午後7時
4. 会 場
ふくやま書道美術館 常設特別展示室
5. 観覧料
一般150円(120円) 高校生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
6. 展示構成
書画28点 陶磁器または壺4点 墨4点 印材12点
硯15点 水滴4点 筆11点 筆筒1点
合計80点