冬の所蔵品展1「一字千金 心にのこる書」
冬の所蔵品展1「一字千金 心にのこる書」
展覧会名
冬の所蔵品展1「一字千金 心にのこる書」
会期
2025年1月2日(木曜日)~2月9日(日曜日)
開館時間
午前9時30分~午後5時
休館日
月曜日 ※ただし、1月13日(月曜日・祝日)は開館、14日(火曜日)は休館。
会場
ふくやま書道美術館 常設展示室と展示室
観覧料
一般150円(120円)、高校生以下無料
※( )内は有料20名以上の団体料金
概要
「一字千金」とは、一字の価値が千金に当たるほど非常に優れた文字や筆跡という意味の四字熟語です。本展では当館選りすぐりの作品を展示します。日本の作品からは、伝聖武天皇筆《大聖武》が一葉目として始まる古筆手鑑を、中国の作品からは張瑞図、王鐸、呉昌碩などの作品を展観します。これらは当館が発行している新所蔵品臨書テキストに掲載している作品で、所蔵品の中でもぜひ臨書してほしい、そして見てほしい作品の一群です。優れた書作品は人から人へと大切に受け継がれ、時代を経ても書かれたその瞬間を感じ取ることのできるものです。当館に辿り着くまで、何百年もの間多くの人の手に渡り、書を愛する人々を魅了してきた「一字千金の書」をご紹介します。
また、1月22日(水曜日)~2月9日(日曜日)までは、ふくやま美術館2階多目的室で「臨書展」を開催し、書を学ぶ学生たちの臨書作品を展示します。
展示作品
伝聖武天皇《大聖武》(古筆手鑑「あし邊」より)
伝紀貫之(源兼行)《高野切第二種》(古筆手鑑「あし邊」より)
伝藤原公任《太田切》(古筆手鑑「あし邊」より)
陳鴻寿《行書七言絶句二首》
文徴明《細楷呉宮萬玉賦軸》