夏の所蔵品展I「書を楽しむー美しいかな」を開催します
夏の所蔵品展I 「書を楽しむー美しいかな」
ふくやま書道美術館では、「書を楽しむー美しいかな」を開催いたします。
概要
漢字から生まれた日本独自の文字であるかなは、より美しい字体や連綿を追及し続け、万葉仮名、草仮名、女手へと段階を経て、今日使われているかなの原形が完成します。かなは漢字との調和を図りながら和歌と共に広まり、その時代にあった融和の美を追求していきました。
1948年(昭和23)日展に書分野が新たに加わってからは、「大字かな」が提唱され、従来の巻子や帖を主体とする机上の芸術から、屏風や額という形態によって壁面で鑑賞する芸術へと発展していきました。その普及・発展に貢献したのが、福山市出身の桑田笹舟(くわたささふね)・谷邊橘南(たにべきつなん)・宮本竹逕(みやもとちくけい)の三書家です。
本展では福山市出身の三書家を中心に様々な作品を展示し、日本独自の文字であるかなの美しさを紹介します。
1. 展覧会名
夏の所蔵品展I 「書を楽しむー美しいかな」
2. 会 期
2017年6月9日(金曜日)~7月17日(月曜日)月曜休館
※ただし7月17日(月・祝)は開館
3. 開館時間
午前10時~午後7時
4. 会 場
ふくやま書道美術館 特別展示室
5. 観覧料
一般150円(120円) 高校生以下無料
( )内は20名以上の団体料金