特別展『没後30年 桑田笹舟展』
没後30年桑田笹舟展
ふくやま書道美術館では、2019年4月2日(土曜日)から6月2日(日曜日)の期間で
特別展「没後30年 桑田笹舟展」を開催します。
概要
2019年は福山市名誉市民の書家・桑田笹舟(1900~1989)の没後30年、2020年は
生誕120周年の節目にあたります。福山市坪生町に生まれた笹舟は、小学校教員として
勤めた神戸で安東聖空と出会い、かな書の美に目覚めます。数々の公募展で受賞を重ね、
戦後、日展に書が加わると、1951年には早くも特選を受賞しました。
その後、日展審査員、評議員、理事を歴任し、1970年改組第1回日展出品作《母》で日本芸術
院賞に輝くなど、戦後かな書壇に大いなる足跡を残したのです。
また笹舟は書道笹波会の会長として後進の指導に情熱を注いだことでも知られています。
かな書道普及のために郷里福山に足繁く通い、多くの有能な書家を育成したことが、現在の
「書のまちふくやま」の基礎となりました。
この展覧会では、ふくやま書道美術館とふくやま美術館の所蔵品を中心に、平安古筆の美の
再現に生涯をかけた笹舟の創作の軌跡を紹介します。
会期
2019年4月27日(土曜日)~6月2日(日曜日)
※会期中展示替えあり 前期:4月27日(土)~5月12日(日)
後期:5月14日(火)~6月2日(日)
開館時間
午前10時~午後7時
休館日
月曜日
※ただし4月29日(月・祝)、5月6日(月・休)開館、5月7日(火)休館
観覧料
一般500円(400円)高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
主催
(公財)ふくやま芸術文化財団ふくやま書道美術館、
福山市、中国新聞備後本社
後援
福山文化連盟
関連行事
ギャラリートーク
日時:5月12日(日)、5月25日(土)14:00~
会場:特別展会場 ※当日の特別展観覧券が必要
講師:当館職員