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2018年度 特別企画展 

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年12月1日更新
 

えほんはともだち こぐま社絵本展

会期 2018年4月20日~6月24日

1966年3月創業のこぐま社は、半世紀にわたって、《こぐまちゃんえほん》シリーズや《11ぴきのねこ》シリーズ、『わたしのワンピース』など、おさない子どもに向けて、多くのロングセラーを出版してきました。本展では、これらこぐま社を代表する絵本―わかやまけん著『しろくまちゃんのほっとけーき』、馬場のぼる著『11ぴきのねこ』、西巻茅子著『わたしのワンピース』、三浦太郎著『くっついた』などからの原画やリトグラフを展示します。また、《11ぴきのねこ》シリーズから、ぶたのいえや魚の形の気球などのオブジェなども展示し、絵本の世界をたのしんでいただきます。

福原麟太郎の随筆世界   

 会期 2018年9月14日~11月25日

福山市出身の福原麟太郎は、東京教育大学、共立女子大学教授として教育・研究生活を送るとともに、戦後日本英文学会長を務めるなど、長年にわたって日本の英文学界をリードしました。かたわら、福原は多くの随筆を発表しますが、それらは、のちに「福原麟太郎随想全集」全8巻にまとめられます。
本展では、福原の随筆を、専門の英文学に関わるものから故郷についてのもの、趣味でもあった古典芸能、旅についてのものなどテーマごとにまとめ紹介、展示していきます。

井伏鱒二と瀬戸内海

会期 2018年12月14日~2019年3月3日

井伏鱒二の最初の瀬戸内海体験は、祖父民左衛門に兄、姉と共につれて行かれた鞆の浦の仙酔島であった。井伏、加茂尋常小学校一年7歳のときであった。ここでの釣り体験が、のちの釣師井伏を形成していくことになるが、瀬戸内海は、釣りの主要な舞台となっただけではなく、青年期の傷心をいやした場所(早稲田大学休学時に逗留した因島)でもあり、名作「さざなみ軍記」、晩年の「鞆の津茶会記」の舞台ともなった。
本展は、井伏文学に描かれた瀬戸内海を時系列でたどるとともに、井伏鱒二にとって瀬戸内海というトポスは何であったのかを紹介、展示します。

 


 

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