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2022年度 特別企画展 

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年12月1日更新

 

コンドウアキのおしごと展 作家生活20周年記念 ~「リラックマ」「うさぎのモフィ」から「ゆめぎんこう」まで~

会期 4月22日(金曜日)~6月26日(日曜日)

「リラックマ」の原作者・コンドウアキの最新絵本『ゆめぎんこう』は、ペンギンのぺんぺんが営む「夢」を扱うお店が舞台。そこで売られているのは、アメになった夢の数々。アメを買いに来るお客さま、夢を売りに来るお客さまとのふれあいの中で、ぺんぺんが体験する夢の世界が繊細な色彩と柔らかな優しい言葉で表現されています。

絵本制作のほかにキャラクターデザイナーとしても活躍する彼女は、「リラックマ」をはじめ、世界の30以上の国や地域で放映されているアニメーション「うさぎのモフィ」や、「ウーとワー」「おふとんさん」など、世代を超えてたくさんの人に愛されているキャラクターを生み出しています。

コンドウアキの作家生活20周年を記念する本展では、デビュー作『木からおりたミカン』から、最新作『ゆめぎんこう』まで、コンドウアキ作品を幅広く、網羅的に紹介します。

どこか安心するような親しみのあるキャラクターとともに、日常のなにげない、愛しい時間を届ける作品の数々をお楽しみください。

藩校誠之館を起源とする福山中学校卒業生-葛原しげる・福原麟太郎・井伏鱒二・小山祐士・村上菊一郎

 会期 9月16日(金曜日)~11月27日(日曜日)

広島県立福山誠之館高等学校は、藩校誠之館を起源とする長い歴史と伝統を持ち、多くの著名人を輩出し今日に至っています。その間、幾度か校名を改称しましたが、今回の展示では、広島県立福山中学校と称された時代(1901年(明治34年)~1927年(昭和2年))の卒業生5人(在籍を含む)、童謡作家・教育者の葛原しげる、英文学者・随筆家の福原麟太郎、小説家・井伏鱒二、劇作家・小山祐士、フランス文学者・詩人の村上菊一郎をとりあげ、それぞれの文学者の業績をはじめとして、福山中学校時代の思い出、卒業生同士の交流などを紹介・展示します。

 

没後20年 日野啓三

 会期 12月23日(金曜日)~3月5日(日曜日)

2002年に亡くなった日野啓三は、絶えず新境地を切り拓きつつ、現代文学の先頭を走り続けた作家でした。

1929年に東京で生まれ、5歳の時、一家で朝鮮に渡り、敗戦によって福山市駅家町の父の郷里に引き揚げ、府中中学校(旧制)に編入し、9か月ほど福山で過ごしました。その後、第一高等学校(旧制)、東京大学へと進み、卒業後は読売新聞社に入社、特派員としてソウル、ベトナムなどに滞在しました。朝鮮報道に携わりながら、文芸評論家、小説家としても幅広く活躍し、1975年に「あの夕陽」で芥川賞、その後「台風の眼」で野間文学賞を受賞するなど、数々の文学賞を受賞しました。日野啓三の没後20年にあたり、改めてその人と作品世界を紹介します。

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