ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

2019年度 特別企画展 

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年12月1日更新

 

瀬戸内圏の文学者が描いた夏目漱石

会期 2019年4月26日(金曜日)~7月7日(日曜日)

福山市出身の福原麟太郎は、英文学者としての視点から漱石について多くの随筆を発表し、それらをまとめた「夏目漱石」を上梓しています。ミステリー文学の島田荘司は「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」で、留学中の漱石がシャーロック・ホームズと難事件を解決するという小説を発表しています。「漱石の作品に魅力を感じてゐた」という井伏鱒二にも、漱石にふれたいくつかの文章があります。また、漱石門下生の鈴木三重吉(広島市出身)、内田百間(岡山市出身)も漱石に関して多くの言及をしています。

本展は、秋の特別企画展「開館20周年記念 夏目漱石-漱石山房の日々」のプレ企画展として、これらの文学者が描いた漱石像について、展示・紹介をします。

開館20周年記念 夏目漱石-漱石山房の日々  

 会期 2019年10月12日(土曜日)~12月1日(日曜日)

夏目漱石は日本近現代文学を代表する文豪で、「吾輩は猫である」「坊っちゃん」「心」などの名作は、今日でも幅広い読者に愛されています。また、漱石を慕って多くの人たちが集まり、その門下生の中から鈴木三重吉、内田百間などすぐれた文学者が多数世に出ています。

本展では、数々の名作が生み出された漱石の書斎「漱石山房」にスポットをあて、漱石の創作活動をたどるとともに、山房につどった若い人々との交流や、書斎で愛用した品々、自筆の書画、著作物などを紹介し、漱石の魅力にせまります。

郷土の女性作家が描いた瀬戸内・備後

会期 2019年12月20日(金曜日)~3月8日(日曜日)

郷土の女性作家山代巴、今井絵美子、中山茅集子、藤井登美子、光原百合、湊かなえらは、瀬戸内・備後を主要な舞台として多くのすぐれた作品を発表しています。

本展では、これらの女性作家が描いた瀬戸内・備後がどのようなものであり、それぞれの作家のなかでどのような位置を占めているのかについて、展示・紹介します。

 


 

  • このページのトップへ
  • 前のページへ戻る