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2020年度 特別企画展 

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年12月1日更新

 

井伏鱒二の書画

会期 2020年9月18日(金曜日)~11月23日(月・祝)

井伏鱒二は、福山中学校(現・福山誠之館高等学校)卒業時、画家を目指して京都の橋本関雪に入門を乞いますが、かなわず、文学志望に変更し、早稲田大学に入学します。画家になることは、井伏にとって見果てぬ夢ともいうべきもので、還暦を過ぎてから新本燦根画塾に通っています。

本展は、親交のあった天狗太郎(山本亨介)氏から寄贈された書画をはじめとする井伏の書と絵を展示・紹介します。味わい深く、温かみのある井伏の書画を楽しんでください。

 葛原しげる―こどもたちの夢をつむぐ― 

 会期 12月18日(金曜日)~2月28日(日曜日)

童謡「夕日」(ぎんぎんぎらぎら…)や「とんび」の作詞家で知られる葛原しげるは、福山市神辺町八尋の出身で、祖父は生田流箏曲家の葛原勾当。音楽家の家に育ち、福山中学校(現・福山誠之館高等学校)、東京高等師範学校英語科(現・筑波大学)を経て、小学校教諭を勤めながら児童雑誌の編集にたずさわっています。そして、常にこどもの目線での対話を重んじ、こどものための童謡づくりと教育につとめました。戦争末期の昭和20年(1945年)4月、古郷八尋に疎開。戦後は至誠高等女学校(現・戸手高等学校)の校長に就任し、郷土の後進の育成に尽力しました。

本展では、葛原しげるの令孫から寄贈された新資料(日記や色紙、創作ノートなど)と関連資料を紹介するとともに、しげるがつむぎだした豊かな世界を紹介します。

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