本文
がん検診について
がん検診を受けましょう
がんは2人に1人がかかる、身近な病気です。早期発見することで、早期治療につながります。
定期的にがん検診を受けましょう。
↓の項目をクリックすると確認したい内容に移動します。
肺がん検診について
たばこは肺がんをはじめ多くのがんに関連することが示されており、たばこを吸う人は吸わない人に比べて、がんになるリスクが約1.5倍高まることがわかっています。また、受動喫煙でも肺がん(特に腺がんタイプ)のリスクは高くなります。年に1回の検診で確認することが大切です。
対象者
40歳以上の人 ※受診当日の年齢です。
検査内容
問診・胸部X線検査・医師の判断により喀痰検査
胸部X線検査は、検査台の前に立って、胸全体をX線で写し、肺の異常を調べる検査です。
費用(自己負担額)
69歳以下 | 70歳以上 | |
---|---|---|
個別検診 | 700円 | 400円 |
集団検診 | 500円 | 200円 |
69歳以下 | 70歳以上 | |
---|---|---|
個別検診 | 追加800円 | 追加300円 |
集団検診 | 追加500円 | 追加200円 |
※喀痰検査は医師の判断により実施されます。喀痰の事前予約はできません。
注意事項
衣類・下着は、ボタン・ファスナー・金具などのないものを着用してください。
胃がん検診について
胃がんで亡くなる人は多く、50代以降の人に罹患者が増加しています。
原因については、いくつかあり、ヘリコバクター・ピロリ菌の持続感染と喫煙や食生活などの生活習慣が胃がんの発生リスクを高めると言われています。年に1回の検診で確認することが大切です。
対象者
40歳以上の人 ※受診当日の年齢です。
検査内容
問診・胃X線(バリウム)検査
造影剤(バリウムと発泡剤)を飲み、胃の形や粘膜などの状態や変化をX線写真で確認する検査です。
問診・胃内視鏡検査(個別健診のみ実施)
先端にレンズをつけた細長い管を口または鼻から挿入し、胃の粘膜などを直接みる検査です。
生検(病変の一部を採って顕微鏡で詳しく調べる検査)を実施した場合等は、別に費用がかかることがあります。
※内視鏡検査は、胃全摘術後の人など受診できない人がいますので、詳しくはかかりつけの医療機関にお問合せください。
費用(自己負担額)
69歳以下 | 70歳以上 | |
---|---|---|
個別検診 | 2,700円 | 1,000円 |
集団検診 | 1,000円 | 300円 |
69歳以下 | 70歳以上 | |
---|---|---|
個別検診のみ | 4,000円 | 1,400円 |
注意事項
- 眠って行う検査は、市の検診の対象となりません。
- 前日の夕食は午後9時頃までに済ませてください。(水・お茶は就寝まで可能)
当日は起床~検査終了まで食事・水分摂取・喫煙はできません。 - 薬を内服されている人は、当日朝の内服については中止していただく事が望ましいですが、事前に主治医に確認してください。
大腸がん検診について
大腸(盲腸・結腸・直腸・肛門管)にできるがんです。40代の男性で多くみられます。
年に1回の検診で確認することが大切です。
対象者
40歳以上の人 ※受診当日の年齢です。
検査内容
問診・事前の採便による潜血便検査
肉眼では分からない便中の血液や、消化管からの出血を調べる検査です。
※採便容器は、受診される実施医療機関または健診機関から入手してください。
費用(自己負担額)
69歳以下 | 70歳以上 | |
---|---|---|
個別検診 | 500円 | 200円 |
集団検診 | 500円 | 200円 |
注意事項
- なるべく2日間分の便を採ってください。
1本しか採れない場合でも、当日健診会場へ提出してください。 - 採取した便は1週間以内に提出をお願いします。
- 採取して1週間を超えた便については再提出をお願いする場合があります。
- 採取後の容器は冷暗所で保管してください。
- 女性の方は、生理中の採取は避けてください。
乳がん検診について
日本では乳がんにかかる女性が年々増えており、40歳前後からかかる人が増えています。
飲酒や喫煙、肥満などで乳がんを発症するリスクが高くなります。
日頃から自分の乳房に関心を持ち、乳房を意識して生活をしましょう。
ブレスト・アウェアネス(乳がんを防ぐ乳房チェック)について(福山市ホームページのサイトへ移動します)
対象者
40歳以上の女性 ※受診当日の年齢です。
2年に1回の受診となります。
検査内容
問診・マンモグラフィ検査
マンモグラフィ検査は、乳房のX線検査です。
プラスティックの板と撮影台に乳房をはさんで、X線撮影をします。(所要時間約10分)
※視触診検査は実施していません。
費用(自己負担額)
69歳以下 | 70歳以上 | |
---|---|---|
個別検診 | 1,800円 | 800円 |
集団検診 | 1,500円 | 500円 |
注意事項
- 妊娠、授乳中または妊娠の可能性のある方は医療機関にご相談ください。
- ペースメーカー等を装着している人や豊胸手術を受けた人は、乳がん検診を受診できません。
乳がん検診無料クーポン券について
対象者へ7月下旬に無料クーポン券を郵送します。
対象者:4月1日時点で40歳の女性
詳しくは、無料クーポン券についてのページで確認できます(福山市ホームページのサイトへ移動します)
※上記リンクは、2024年度実施分となります。2025年度も、同様の事業を実施予定です。
詳細は、7月上旬に、上記リンクにてお知らせします。
子宮頸がん検診について
子宮頸がんは、 女性の子宮の入り口付近(子宮頸部)に できるがんで、主に性交渉によるHPV(ヒトパピローマ ウイルス)感染が原因です。 HPVウイルスは珍しいウイルス ではなく、多くの女性が人生で一度は感染する可能性が あると言われています。 ただし感染したからといって必ず がんになるわけではありません。30~40歳代に多く発生しますが、若い女性で増えている傾向があります。
対象者
20歳以上の女性 ※受診当日の年齢です。
検査内容
問診・視診・内診・細胞の検査
検査台に座り、医師が子宮の入り口(子宮頸部)の状態を目で見て、触って診察します。
子宮頸部の細胞を擦り取り、がん細胞等がないか検査をします。
費用(自己負担額)
69歳以下 | 70歳以上 | |
---|---|---|
個別検診 | 1,500円 | 700円 |
集団検診 | 1,200円 | 300円 |
注意事項
- 生理中、授乳中の方は、医療機関にご相談ください。
- 子宮全摘出後の人は、かかりつけの医療機関にご相談ください。
- 検診バスで検診する際は、スカートを着用またはお持ちいただくとスムーズに受診できます。
子宮頸がん検診無料クーポン券について
対象者へ7月下旬に無料クーポン券を郵送します。
対象者:4月1日時点で20歳の女性
詳しくは、無料クーポン券についてのページで確認できます(福山市ホームページのサイトへ移動します)
※上記リンクは、2024年度実施分となります。2025年度も、同様の事業を実施予定です。
詳細は、7月上旬に、上記リンクにてお知らせします。
検診の申込方法について
個別(医療機関等)で健診を受ける
個別健診実施医療機関に直接申込んでください。
「福山市の検診を受けたい」と伝えてください。
↓のイラストをクリックすると、福山市個別健診実施医療機関を確認できます。
集団(健診機関等)で健診を受ける
福山医師会健診センター・福山検診所・中国労働衛生協会・市民交流センターなどの会場で受診できます。
持っていくもの
- 本人確認書類
マイナ保険証・運転免許証など - 費用(自己負担額)
- 費用(自己負担額)が無料となる証明書 ←※該当者のみ
費用(自己負担額)が無料になる人
市民税非課税世帯の人(受診時にA~Eのいずれかの証明書を受付で見せてください。)
A 介護保険料決定通知書(7月中旬に発送予定)
※65歳以上の介護保険の被保険者に送付されます。
※受診する年度の保険料段階が第1~3段階の人が無料になります。
【問い合わせ先】市役所介護保険課、各支所(保健福祉課の保健福祉担当)
B 後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証
(有効期限:2025年(令和7年)7月31日)
※2024年(令和6年)12月1日現在、交付を受けている人は、有効期限まで使用できます。
C マイナンバーカード(保険証利用登録している人)
※医療機関において、保険証利用登録をしたマイナンバーカードで受付すれば、適用区分が確認できます。
※後期高齢者医療制度の適用区分が区1か区2の人が無料になります。
D 資格確認書(任意記載事項に適用区分(負担区分)が記載されているもの)
※適用区分が表示された資格確認書の交付には、後期高齢者医療資格確認書交付兼任意記載事項併記の申請が必要です。
※後期高齢者医療制度の適用区分が区1か区2の人が無料になります。
【B~Dに関する問い合わせ先】市役所保険年金課、各支所(市民サービス課の保険年金担当)
E 市民税非課税世帯の証明「証明書(医療機関用)」
証明書の交付場所:市役所税制課、各支所(市民サービス課の税証明担当)
税証明を発行できる分室・分所および公流館(交流館の受付は午前9時~正午)
※発行には本人確認ができるものが必要です。発行手数料は無料です。
◎市民税非課税世帯の証明発行は2025年(令和7年)12月で終了します。
2026年(令和8年)1月以降の手続きについては、健康推進課へお問い合わせください。
【問い合わせ先】市役所税制課
生活保護を受けている人
「休日・夜間等受診票」を窓口で掲示してください。
精密検査について
各がん検診の精密検査は保険診療となります。市の指定の医療機関はありません。
受診を希望される医療機関へ問い合わせのうえ、医師の指示に従い必ず精密検査を受診してください。
精密検査受診状況の確認のため、福山市の保健師が連絡または訪問をさせていただく場合があります。
受診先に迷われる方は、↓のページでがんに関する医療機関を検索できます。
参考にご活用ください。
広島がんネット(広島県のがん情報サポートサイトへ移動します)