2020年度 年間スケジュール
- ふくやま書道美術館 2020年度展覧会予定※内容・日程等、変更がある場合があります
特別展
【会場】特別展示室・市民ギャラリー
2020年5月12日(火曜日)~7月26日(日曜日)
【観覧料】一般500円(400円) 高校生以下無料※観覧料の( )内は20名以上の団体料金
現代における関西かな書壇の礎を築いた福山市名誉市民の桑田笹舟(1900-1989)は、福山市坪生町の
出身です。その書業は大きく分けて、古筆・料紙の研究、それらに根差した現代的かな書の制作、そして、
かな書論・書法に関する著作です。一方で、多くの後進を指導したことでも知られ、福山が「書のまち」と
呼ばれるゆえんもここにあります。2020年は桑田笹舟が誕生して120周年という節目の年。これを記念して、
笹舟の書業を振り返る特別展を、ふくやま美術館と連携して開催します。ご遺族よりご寄贈いただいた
新収蔵の笹舟作品を当館に、桑田家の名品コレクションをふくやま美術館に展示いたします。この機会にぜひ、
福山で桑田笹舟の世界をご堪能ください。
※特別展期間中は、所蔵品展は開催しておりません
所蔵品展
【観覧料】一般150円(120円)、高校生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金
2020年4月1日(水曜日)~4月19日(日曜日)
【会場】特別展示室
愛媛県大三島出身の村上三島(1912-2005) は、奔放で躍動感あふれる独自の書風で現代書壇に
新たな境地を開き、生涯にわたって書の革新の先頭に立ち続けました。当館所蔵の作品で村上三島
の魅力を紹介します。
2020年7月31日(金曜日)~8月30日(日曜日)
【会場】特別展示室
※前展覧会「生誕120年桑田笹舟展」の会期変更により、「漢字 -かたちの美」の会期も
変更となっております。
「親子でかく古代文字展」 に合わせ、篆書・隷書・楷書・行書・草書の作品を陳列し、
漢字の成立と展開の流れをご覧いただきます。
2020年12月8日(火曜日)~2021年1月31(日曜日)
【会場】書道美術館常設展示室・展示室・多目的室
生涯にわたり、大らかで風格ある書を追求した漢字書家・栗原蘆水(1931‐2010)。
栗原の書風や題材に見られる暖かくやわらかな線条からは、彼の生まれ育った瀬戸内の
穏やかな風土を、そして彼の包容力豊かで思いやり深い人柄を感じることができます。
この展覧会では栗原蘆水の没後10年、そしてふくやま書道美術館の移転に伴う新しい場所
での開館の節目に、17歳から最晩年までの作品約41点に加え、生前に収集した文房至宝を
あわせて展覧し、栗原蘆水の書と愛玩品を紹介します。
2021年2月5日(金曜日)~2021年3月31(水曜日)
【会場】書道美術館常設展示室・展示室
本展覧会と同時にスタートする「臨書展」(会期2月5日~2月21日まで)に合わせ、
当館図録「臨書テキスト」掲載の作品を中心に展覧します。
伝聖武天皇筆《賢愚経断簡(大聖武)》や文徴明、王鐸の書など、何度も見てほしい当館を代表
するおすすめの作品を展示します。
普及事業
【入場無料】
第15回親子でかく古代文字展
2020年8月5日(水曜日)~8月16日(日曜日)
漢字の基となった古代文字を親と子で書くワークショップを実施し、その作品を表装して展示します。
ETOをかく2021新春展
2021年1月2日(土曜日)~1月17日(日曜日)
2021年の干支「丑」を筆でかいた作品を募り、届けられたすべての作品を展示します。
2021年2月5日(金曜日)~2月21日(日曜日)
学生たちが、古典の中から1点を選び臨書(見て書く)した作品を展示します。