災害時協力井戸制度について

　大規模災害が発生した際には、長期間の断水が予想されます。この間、清掃やトイレ等に使用する飲用以外の生活用水の不足が懸念されます。
　福山市では、このような場合に備え、個人又は事業所が所有している井戸を「災害時協力井戸」として登録し、近所の方々に生活用水（清掃、トイレ等飲用以外）として、井戸水を提供していただける方の情報を公開していますので、災害への備え及び災害による断水時にご活用ください。

　井戸を所有している方で、本制度にご協力いただける場合には、次のページをご確認ください。また、既に登録いただいた方が必要な届出様式も掲載しています。

　→災害時協力井戸を募集しています

災害時協力井戸とは

　災害による断水時にのみ、井戸の所有者及び管理者の善意により、生活用水として近隣の方に無償で提供することが可能として市に登録された井戸です。
　登録された災害時協力井戸の情報は、被災者のために利用します。
なお、登録された井戸は、災害時に必ず水を提供することを義務付けるものではありません。

災害時協力井戸を利用されるときの注意点

　井戸水は所有者及び管理者の善意で提供していただいています。利用者のみなさんはマナーを守ってご利用ください。

1. 井戸水の提供は、所有者及び管理者の方（提供者）が常時提供している場合を除き、災害時による断水時のみです。
2. 災害時協力井戸には、提供者が常時提供している場合や、飲用提供している場合を除き、登録標識が掲示されています。
3. 敷地内に立ち入るときや井戸水を利用するときは、提供者に確認してください。
4. 利用時間、利用方法は提供者が指定する方法を順守してください。
5. 井戸を長時間占用して採水しないでください。利用者同士で譲り合い、トラブルのないようにしてください。
6. 井戸水は飲み水としての提供ではありません。清掃やトイレなどの「生活用水」として利用してください。
7. 井戸水を運ぶ容器は利用者が用意し、運搬も利用者が行ってください。
8. 提供者が状況により給水を制限したり、中止したりする場合があります。
9. 井戸水の提供を受けた結果、提供者の故意ではなく、利用者の身体及びその所有する物品に被害が生じた場合は、提供者にその責を問うことはできません。
10. その他、周りの方々に迷惑となるような行為は慎んでください。

災害時協力井戸一覧

　災害時協力井戸位置図