本文
第42回全国消防救助技術大会に出場しました
去る8月22日(木曜日),第42回全国消防救助技術大会が広島市で開催されました。福山地区消防組合消防局は,先に行われた中国地区消防救助技術指導会で上位入賞(総合1位)し,陸上の部(ロープブリッジ渡過・技術訓練)で 全国大会出場の切符を手にしました。陸上の部では,3年ぶり5回目の出場となりました。
出場選手は,炎天下の中,厳しい訓練を積み大会に臨んだ結果,見事入賞を果たすことができました。
ロープブリッジ渡過
【ロープブリッジ渡過】
水平に展張した渡過ロープのスタート地点から折り返し地点までの往復40メートルの間を,往路はセーラー渡過,復路はモンキー渡過し,その安全確実性と所要時間を評価する。
(標準所要時間28秒・各人の持点100点)
【出場選手】
北消防署駅家分署 消防士長 津島隆之
【全国大会結果】
入賞 51人中10位
【タイム及び得点】
18.6秒 100点
技術訓練
【技術訓練】
定められた救助方法や資機材にとらわれることなく,創意工夫のもとで,安全で迅速・確実な訓練を発表するものです。
【想 定】
地震により倒壊した建物内に要救助者2人が取り残されているもので,1人は意識清明で自力歩行可能,もう1人は瓦礫内で逃げ遅れていることから位置,傷病程度は不明。被災した現場にあっては活動拠点より低所の位置である。
【着眼点】
(1)余震の発生が予測されることから隊員の安全確保及び要救助者の早期救出
(2)狭隘空間への隊員投入方法の工夫
(3)閉所空間での要救助者への接触,処置及び救出活動
(4)ザイルを使用した効率かつ迅速な低所からの救出方法
【出場選手】
南消防署高度救助隊
消防司令補 内田克尚,消防司令補 佐野浩史,消防士長 山本真司,消防士長 柳原崇志,消防士長 松本直貴,消防士長 石崎敬昭,消防士長 田上 修,消防士長 百濟一広,消防士長 北浦友一