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【注意喚起!】「低圧進相コンデンサ」の火災に注意!

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年8月4日更新

 管内で「低圧進相コンデンサ」からの出火が疑われる火災が発生しました!

 コンデンサの写真

 「低圧進相コンデンサ」による火災原因のほとんどが、長期使用に伴う機器内部の絶縁劣化により、発熱し出火しています。
 「低圧進相コンデンサ」からの出火は、全国的に梅雨の季節から暑さが続く9月にかけて多く発生する傾向があります。

 

「低圧進相コンデンサ」とは

 「低圧進相コンデンサ」とは、低圧200V~600Vし、モータ等を使用する電気機器や業務用冷蔵庫の力率を改善し、電力を効率よく使用するための機器として、1940年(昭和15年)頃から配電盤などに設置されています。
 設置されている主な建物は、モータ等の電力機器を使用する作業場や工場、また、業務用の冷蔵庫等を使用する飲食店や小売店等などです。

 

「低圧進相コンデンサ」の火災を防ぐためには

(1)  機器を使用しないときはメインブレーカーを切り、低圧進相コンデンサに電圧がかからないようにしましょう。特に、1975年(昭和50年)以前に製造された製品には保全装置が内蔵されていないため、被害が拡大する可能性がありますので使用の停止や交換することなどが必要です。

(2)  概ね10年以上経過したものは、専門業者による点検を受け、計画的に交換しましょう。
製造年の確認方法等については、一般社団法人日本電機工業会のホームぺージで紹介していますので、ご確認下さい。


リンク先 一般社団法人 日本電機工業会