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女性の健康づくり

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女性の健康づくり

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年7月1日更新

女性のからだやこころは、女性ホルモンの影響を大きく受けています。女性ホルモンの急激な変化や、結婚・妊娠・出産・育児等のライフイベントによる環境の変化等をきっかけに、心身の不調が現れることがあります。(症状例:月経異常、頭痛、不安、イライラ感、ほてり、発汗等)
ライフステージに応じたからだの仕組みや変化を理解し、自分なりの対処法を身につけ、うまくつきあいましょう。
心身の不調があるときは、一人で悩まず家族や相談機関に相談しましょう。必要に応じて、医療機関の受診も検討してみましょう。

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女性ホルモンとは

女性ホルモンとは、エストロゲンやプロゲステロンなど、女性の体内で多く生成されるホルモンのことです。生理以外の他、ライフイベント(妊娠・出産)などにも深く関係しており、女性の心身の健康に大きな影響を与えるホルモンと言えます。

エストロゲンの働き

  • 子宮内膜を増殖させて妊娠の準備をする
  • 乳房を発達させて女性らしい体をつくる
  • 自律神経を安定させる
  • 骨量を保持する
  • コレステロールのバランスを整える
  • 肌のつややハリを保つ

​エストロゲンの分泌が過剰になると、乳腺症や子宮内膜症や子宮筋腫などの女性特有の病気になることがあります。

プロゲステロンの働き

  • 妊娠の成立に向けて、子宮の働きを調整する
  • 乳腺の発達を促す
  • 体温を上げる
  • 食欲を増進させる
  • 体内に水分をキープする

プロゲステロンの分泌が過剰になると、月経前症候群や過多月経などを引き起こす・むくみや眠気・イライラなど、心身の不調が起こりやすくなります。

 

女性のライフステージ別 女性ホルモン(エストロゲン)の変化

女性ホルモンの変化

 

女性のライフステージ別 かかりやすい病気

かかりやすい病気

女性のがんと病気について

女性特有の「乳がん」や「子宮頸がん」など最近では若年層でも、そのリスクは高くなってきています。
初期には自覚症状が出ないことが多いため、症状がないうちに検診で見つけて治療をすることが大切です。
定期的に検診を受け、自分の体と向き合いましょう。

  • 子宮頸がん検診について:20歳以上の女性
  • 乳がん検診について:40歳以上の女性(※前年度乳がん検診を受けていない人)

リンク

  • 年に1回、健診(検診)を受けて体の状態を確認しましょう。

健診(検診)の申込方法について(福山市ホームページのサイトへ移動します)

 
  対象者 生年月日
子宮頸がん検診 4月1日時点で20歳の女性 2003年(平成15年)4月2日~2004年(平成16年)4月1日生まれ
乳がん検診 4月1日時点で40歳の女性 1983年(昭和58年)4月2日~1984年(昭和59年)4月1日生まれ

※上記の年齢の方のうち、国の定めた基準日(4月20日時点)で、福山市に住民票のある女性。
※対象者には、2024年(令和6年)7月下旬に郵送します。

  • 日頃から自分の乳房に関心を持ち、乳房を意識して生活をしましょう。

 ブレスト・アウェアネス(乳がんを防ぐ乳房チェック)について
(福山市ホームページのサイトへ移動します)

  • ヒトパピローマウイルス予防接種について(福山市ホームページのサイトへ移動します)
    HPV(ヒトパピローマウイルス)とは、子宮頸がんの原因となるウイルスです。HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を予防することが大切です。

骨粗しょう症について

女性は男性に比べ、生まれつき骨格が小さく筋力も弱いことに加え、妊娠や授乳期などカルシウムを大量に必要とする時期があります。さらに閉経期を迎えると、卵巣から出る女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が急激に減少します。エストロゲンは骨の吸収を抑制する作用があり、これが欠乏すると骨粗しょうの状態になります。また、若い女性であっても、栄養不足、月経不順、運動不足などによって、骨密度が低下して骨粗しょう症を発症したり、骨折してしまう可能性もあります。バランスのよい食事や運動を日常生活に取り入れましょう。また、40歳から定期的に骨粗しょう症検診を受けましょう。

 

ライフステージ別の健診(検診)について

定期的に健診(検診)を受け、自分の健康の状態を知りましょう。

健診・検診

 

生活習慣改善のためのポイントを紹介します!!

運動と日常生活の活動量を増やしましょう。運動しているイラスト

普段から元気に体を動かすことで、生活習慣病などにかかるリスクを下げることができます。

  • 今より10分多く体を動かそう
  • 階段の利用、ひと駅手前で降りて歩こう

「やせ」も「肥満」も要注意です。食事はバランスよく食べましょう。栄養士のイラスト

「やせ」も「肥満」も要注意!食事は「主食」「主菜」「副菜」をバランスよく食べましょう。
無理なダイエットによる「やせ」は無月経や低体温などの原因になります。
また、「肥満」は生活習慣病の原因になるばかりではなく、を心がけましょう。

休養・睡眠をしっかりとりましょう。寝ているイラスト

睡眠にも女性ホルモンの変化が影響します。月経前には日中の眠気、妊娠中には日中の眠気や不眠、出産後は睡眠不足、そして更年期には不眠になりやすいという特徴があります。
睡眠には「脳や身体の休養」「疲労回復」「免疫機能の強化」「記憶の強化」「感情整理」など多くの重要な役割があります。
睡眠時間は長くても、短くても健康を損なうリスクを高めることが分かってきました。個人差はありますが、6~7時間以上の睡眠時間が目安です。時間だけでなく質の良い睡眠を目指しましょう。

たばこによる健康への影響を知り、禁煙してみませんか。

喫煙は女性のすべての年代で大きなリスクが伴います。妊娠・出産時には、血流の障害や酸素欠乏から早産や流産、死産、胎盤異常などの合併症の増加や胎児の発育障害を生じ、乳児突然死症候群や母乳への影響も生じます。また、不妊や、早期閉経の原因にもなります。更年期以降では、女性ホルモンの低下に加えて、動脈硬化のリスクを高め、発がんを促進します。老年期には、歯周病や骨粗鬆症、認知症のリスクを高めます。
たばこによる健康への影響を知り、禁煙を始めてみませんか。

適切な飲酒を心がけましょう。

過度な飲酒が続くと、からだやこころの健康に様々な悪影響を及ぼす恐れがあります。また、女性ホルモンがアルコールの代謝を妨げるため、女性は男性よりアルコールの影響を受けやすく、少量の飲酒でも注意が必要です。自分に合った飲み方で、節度な飲酒を心がけましょう。

 

妊娠・出産のこと

  • 妊娠・不妊・不育などの悩み

リンク

あなたはどのライフステージになりますか?気になるステージをチェックしてみましょう。

 
  ライフステージ
(詳しくは、下の画像をクリックしてください)
このような内容を知りたい!!
思春期

思春期

子どもから大人へとからだやこころが大きく変化する時期。からだや性について正しい知識を身につけましょう。

  • 思春期ってなに
  • からだの不快な症状と病気(思春期のやせ・ふらふらする・疲れやすい(起立性調節障害)、過換気症候群、思春期の頭痛、思春期の腹痛(過敏性腸症候群)、月経前症候群(PMS)
  • 思春期の性と健康(性自認と性指向、性交と性交障害、自尊心・自己肯定感を育てるために、女性と喫煙、スポーツと月経)
  • HPV(ヒトパピローマウイルス)予防接種とは
性成熟期

性成熟期

環境もからだも大きな変化が起こる時期です。女性特有の病気も増えてきます。

  • 月経のトラブル
  • 子宮と卵巣の病気(子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症など)
  • 性感染症(STD)、不妊、避妊、性暴力
  • 乳がん・子宮頸がん検診について
更年期

更年期

からだやこころが不安定になる人もいます。女性特有の病気や生活習慣病のリスクも高くなります。

  • 更年期障害の代表的な症状
  • 更年期障害の治療について
  • 特定健診について
  • 乳がん・子宮頸がん検診について
更年期以降

更年期以降

閉経後は、高血圧症・脂質異常症・骨粗しょう症などの病気になるリスクが高くなります。

  • 閉経後の女性のからだについて
  • 特定健診・がん検診について